リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

奇跡が起こった!

2020年01月31日 | 日々の風の吹くまま
1月29日(水曜日)。☂☂☁。このところちょっぴり夜更かしをしていて、けさは8時半起床。ワタシもカレシも宵っ張りの傾向があって、カレシがリタイアしてから5年前に引っ越して来るまでのほぼ15年間は午前4時就寝、正午起床というとんでもない生活時間だったくらい。現役だったから、日本時間の営業時間と重なることでクライアントの連絡に都合が良かったけど、基本的には規則的な生活だったから続いただけのことで、あまり健康的な生活だったとは言えないな。ま、引越し以来維持して来た「真夜中までに就寝」の生活方針を崩さないように気をつけないとね。

☆☆ばたばたして・・・☆☆

1月30日(木曜日)。☁☁☂。きのうは午後から何やかやとつむじ風のごとく過ぎた感じ。夜は今年初めてのオープニングナイトで、イギリス発のしがない三流劇団を舞台にした徹底どたばた喜劇。ワタシはイギリス喜劇に特有のユーモアと妙に周波数が合うようで、ずっとひと月もドイツFedExの問題で気分的に疲れていたので、思いっきり笑えたのはありがたかった。午後3時半過ぎにFedExから「荷物はコンテナに積み込んで配達を待っています」という電話があって、急転直下で解決しそうだとわかったのも幸いしたと思う。電話を受けたときはすぐに内容を飲み込めなかったけど、どうやらドイツとのやり取りを送っていたカナダのカスタマーサービスチームがファイルを上位部門に送らないと埒が開かないと判断してエスカレーションしてくれたらしい。ありがとぉ~。

芝居が跳ねて帰って来たのは11時で、とりあえずドイツのエスターにそっちへ向かっているよぉとメール。送信ボタンをクリックしてすぐにFedExから追跡情報の来て、(ドイツ時間で)「30日午後6時までに配達予定」と言う話。ドイツではすでに30日の朝8時過ぎ。あわててエスターに転送して、今日中に届くよぉとメール。何だかまだ狐につままれたような感じだったけど、ベッドに入ってすぐ寝ついたらしく、そのままぐっすり眠って、起床は8時半。起きてすぐにスマホをチェックしたら、おおっ、エスターから「着いたよぉ」というメール。

やったぁっ。奇跡が起こった。ドイツとのやり取りを添付して状況を知らせたのが28日午後6時半(ドイツ時間29日午前3時半)で、配送コンテナ積み込みの電話を受けたのはドイツ時間で30日午前零時過ぎだったから、24時間足らずでカナダでエスカレーション→ドイツに配達指示→配送コンテナ積み込み→カナダに報告という早業で、追跡記録ではその後30日午前6時ケルン発、午前8時3分ミュンスター着、8時9分配達車でミュンスター発、午後12時16分に配達(受取りサインはエスターの夫氏ハインツ)という、信じられないような猛スピード。んっとに、やればできるじゃんっ、もう。ちなみにケルンからミュンスターまでは車で2時間足らずで、そこからエスターが住むライネまではわずか30分。んっとに、1週間も10日もかかるような距離じゃないでしょっ。

でもまあ、ミニチュアキャンピングカーはやっとのことで大西洋を3度行き来しての2ヵ月の長旅を終えたわけで、箱の中身を知らされてなかったエスターが「こんな素敵な手製のプレゼントは初めて」と大喜びしてくれて、ワタシも大西洋をはさんでカナダとドイツのFedExを相手に諦めることなく、辛抱強く粘った甲斐があったというもの。興味半分でキャンピングカーが旅をした距離を計算してみたら、何と約27000キロ。うはぁ。何だかワタシまでが長い長い旅をしたような気分で、ああ、くたびれた・・・。