リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

マンションの管理費はオールインクルーシブ

2020年01月06日 | 日々の風の吹くまま
1月5日(日曜日)。☁☂☀。朝起きたときは空いっぱいにどんより暗い厚雲。床掃除が終わる頃には雨と東からの風で、きのうせっかく外に戻したものをまた室内に避難させて、ウォーキングはしっかり装備をして出かけたけど、風でフードが脱げるので頭はびしょ濡れ。ランチの頃には日が差して来て、空の半分が青空。どうやら急激に風向きが変わったようで、白い雲が猛スピードで西から東へ流れて、午後にはまた曇り空。いったい何なんだ、この天気。天気予報は夜半からまた雨で、週末には寒波が来て、来週は雪模様とか。ああ、やぁだっ。

    何してるの、この雲?

まあ、温帯雨林地帯にだって毎年1度や2度は雪が降るんだけど、やっぱり雪はいやだなあ。雪が積もったら朝何時までに隣接する歩道を除雪することを義務付ける条例があって、戸建てだったら自分でやらなければならないけど、マンションなら管理人や管理組合と契約している業者がめんどうを見てくれるから大助かり。その費用はもちろん毎月払う管理費から出るわけだけど、これがけっこう高いので苦情や滞納が多いらしい。分譲マンション(の部屋)を所有しているのになぜ「家賃」を払わなければならないのかと文句を言う向きもあるけど、建物の内外には各所有者が部屋(専有部分)の面積に応じて「権利」を持っている共有部分があって、その維持管理のために出し合うのが管理費。

我が家のあるマンションの管理費にはエレベーターやボイラー、駐車場、ジムといった共有部分にかかる維持管理費や委託している管理会社の手数料の他に、集合住宅としての水道料金、ガス料金、ごみ/リサイクル品収集料金、損害保険料、さらに火災警報器などの設備の検査費、管理人と清掃人び人件費などが含まれている。つまり、オーナーが各自で払うのは電気料金と専有部分にかける保険ぐらいで、言うなればオールインクルーシブのクルーズ料金みたいなものだから、水もお湯もガスも必要なときに必要なだけ使えて、ごみもリサイクル品も出ただけいつでも捨てられる。金額は専有部分の面積で決まるので、部屋が広ければそれだけ高くなる勘定だけど、そこで昼間は留守で水やガスを使わないのに、1日中在宅とか住人の数が多い部屋と同じ面積と言うだけで同じ金額を払わされるのは不公平という文句が出るらしい。

でも、戸建てだと自分でやらなければならないことをやらなくて済むという「便利さ」を買っているようなもので、何にでもコストがある以上は「便利さ」もタダじゃないはずだけど、コストは概して目に見えないから、便利なことに慣れ切った今どきは受け入れ難く感じるのかもしれないな。この管理費、去年は多額の出費が重なったおかげで、今年は大幅な引き上げを避けられないようで、小さな部屋でもローンの返済で家計がぎりぎりだったりらきついかも。除雪費用の節約のためにも、雪よ、降ってくれるな。