リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

世の中は騒がしくても平和な精神で老後?

2020年01月10日 | 日々の風の吹くまま
1月9日(木曜日)。☀☀☁。寒っ。予報の通りに寒波到来か。けさのバルコニーの気温は2.5度だったから、地面レベルでは0度に近かっただろうな。ゆうべのうちにカレシの大事なゼラニウムとフクシャの鉢を全部レクルームに取り込んで、ミニ温室の温熱マットのプラグを抜いておいたのは正解だった。どうやらこの「冬」は10日ぐらい居座るらしい。やぁだっ。

毎日デスクの上でワタシを睨んでいる「やることリスト」は今日はちょっと中休み。ひとつやって線を引いて消したと思うとまたひとつ、ふたつと増えるもので、リスト自体はさっぱり短くなってくれない。でも、来週中というものはあっても、今日、あした中というのはないので、1日くらい何もしない日があってもいいよね。それにしても、リタイアしてもさっぱり退屈する暇がないのはちょっと驚き。内心では「退屈」というものも楽しんでみたかったんだけどな。やっぱりねずみ年はうろちょろ、ちょこまか癖が骨の髄まで染み込んでいて、生業からリタイアしても独楽ねずみからリタイアしたわけじゃないってことか。ま、いずれはちょこまか癖がスローダウンするときが来るかもしれないから、そのときまで「退屈」なるものの楽しみはお預けってことにしとこ。

ということで、チョイ休みの日はクロスワードパズルに新聞読み。正解のストリークは今日で19日。記録は先月のクルーズ前に達成した113日で、4月下旬にクルーズに出発したらそこでまた途切れることになるけど、それでも新記録までは行けるかな。ネットで毎日読んでいる新聞は地元紙2つ、日本の朝日と読売、イギリスのテレグラフとガーディアンで、ときどきニューヨークタイムズやBBCのサイト。日本とイギリスのは保守系と革新系の報道のアングルを比べるとニュースに奥行きみたいなものが出て来ておもしろい。欧米のメディアは昔から保守系、革新系の視点をはっきりさせているけど、日本のメディアだって中立をうたいながらちゃんと右と左の色分けがあるからおもしろい。もっとも、焦点に突っ込んだ報道はなくて、三面記事と芸能とスポーツのニュース、後はと食べ物の話題ばっかりという印象で、だいたいは見出しだけで事足りてしまう。

気候変動にしろ、世界の政治情勢にしろ、社会問題にしろ、ワタシにはちゃんとワタシなりの視点があって、それなりの定見を持っているし、ワタシだけの視点であり定見なので表立って主張して共感を得ようと言う気はさらさらなくて、いろんな人たちのいろんな主張や意見をふむふむと聞いてワタシなりに世の中の勉強をしているつもり。自己完結系と言われるタイプなのかもしれないけと、おかげで身の回りはいたって平和。この年になったら、精神的に平和なのが何よりじゃないかな。