リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

クリスマスツリーの片付けに最速記録

2020年01月05日 | 日々の風の吹くまま
1月4日(土曜日)。☁☀☁。いやぁ、きのうはすごい風だった。南から南西の風がバルコニーの端から端まで轟音を立てて吹き抜けて、手すりに沿って並べてあったヒバの鉢は軒並み横倒し。壁に立てかけてあったプランターのトレイはバタバタ、無造作に隅に置いてあった空の樹脂製の植木鉢はてんでにコロコロ。パティオドアの外に置いた靴拭きマットは空飛ぶ絨毯よろしくそこら中を滑空して回るしで、追っかけるのにくたびれて、最後は室内に避難。でも、北東側で上階に風を遮られているルーフデッキではそよとも音が聞こえないくらい平穏。

今日はいつもの床掃除を明日にして、クリスマスツリーの解体。毎年イギリス式にTwelve Days of Christmas(クリスマスの12日間)が終わる「十二夜」(1月5日)にツリーを片付けるんだけど、伝統に従ってと言うよりは、いつまでもだらだら飾っておかないための口実。我が家のツリーは人工だけど見た目が本物の木のようで、飾っている間に一人前に「針」を落としてくれる。おかげで解体した後の床にはツリーの針とガーランドの切れ端が散乱して、掃除しないわけには行かないから、だったら先にツリーを片付けてしまえば2日続けて床掃除をしなくてもいいという胸算用。

解体作業はまず飾りを外すことから。若い頃に買った安いプラスチックの飾りを好きなものだけを残して少しずついい物に換えたり、買い足したりして来て、最近は旅行先で「ご当地飾り」を見つけては買って来るので、貯まった飾りの数はいったい何個になっているのか見当も付かない。宝物のインゲグラスの12個セット『クリスマスキャロル』の登場人物)はそっと専用の木箱に納めて、小さなものはいくつかのビニール袋に分けて入れて、「つらら」はひとつの箱にまとめて、大きな段ボール箱の底に並べてから、その上に残りの大きな飾りを1個ずつ紙に包んで詰めて、デリケートな作業が終わり。

   

次にガーランドとライトを外して、リカーキャビネットに飾ってあった大きなくるみ割り人形とクリスマスストッキング、ツリーのスタンドを覆う「スカート」と一緒に別の箱に収めて、今年の飾りの撤去作業は新記録の1時間半で終了。午後はすっかり裸になったツリーを上下2つに分解して、レクルームに持ち込んで梱包。下の方に畳んだ上の部分と分解したスタンドを当てて紐でぐるぐる巻き。さらに上と下に厚い袋を被せて、古毛布に包んで、太い紐でぐるぐる巻き。ここはいつも大汗をかいての大奮闘で、紐で擦れた指には水ぶくれができて、ツリーが広がらないように押さえていた足は引っかき傷だらけ。それでも、後は地下2階の収納ロッカーに運ぶだけになって、ホリデイシーズンに幕。あぁ~あ、くたびれたぁ。