7月2日(木曜日)。☂☁☂。今は7月って、ほんとなのかなあ。北極では記録的な高温だそうだけど、もしかして地球がひっくり返ってしまったとか。ま、それはないだろうけど、地球の磁場は2、30万年くらいのサイクルで南北が逆転するそうで、この何十年かで磁力がかなり弱まって来ているらしいから、あんがいそっちのせいでて気候や天気がおかしくなっているのかも。
さて、今日はいつも最後の大仕事になる「電気工事」。ゆうべのうちに電球にワイヤをつないで、シェードを取り付けてあったので、今日は照明器具を屋根に当たるパーツの所定の位置に固定して、ワイヤを店の外に出して、壁伝いに床下に通して電池ボックスにつなぐだけ。一見して「○○するだけ」のいたって単純な作業の連続に見えるんだけど、そこはそうは問屋が卸さないのが常で、3個ある照明器具の陽極と陰極3本ずつのワイヤを1本ずつにまとめたところでテストしたら、あら、真ん中の照明が点かないよ。外れないように熱収縮チューブで固定しちゃったのに、どぉ~しよぉ。チューブをはずして見たら、陰極ワイヤが2本しかない。まとめたときに切れてしまったらしい。しょうがないから、ワイヤの被覆を剥がそうとしたら、またプッツン。ほっそぉ~いワイヤだから気をつけているんだけど、もう1度やったら、またプッツン。おいおい、ワイヤは1センチ半しか残ってないよ。もう後がないからそろぉ~りと被覆を剥がして、やっとうまく行って、テストをしたら、おっ、成功だ!大汗かいちゃったじゃないの。
一番の難関を突破したら、後はワイヤが2本だから楽なもの。明かりを点けて、外に「営業中」の看板を出して、「音楽喫茶」は無事に開店の日を迎えたのだった。
スケールが1/24とドールハウスの標準の半分なので、豆粒、米粒、芥子粒みたいなパーツがぞろぞろ。それが指先から飛んで行ってしまうたびに床を這って探し回る始末。器用で鳴らしたワタシの指先も昔ほど敏捷じゃなくなってしまったみたい。年だなあ、ほんと。でも1ヵ月に1作だけのペースで作って来たミニチュア工房の作品はこれが11作目。ちょっと並べて見ようか。(第5作~第9作はプレゼントしたのでもう手元にないけど。)
第1作
第2作
第3作
第4作
第5作
第6作
第7作
第8作
第9作
第10作