リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

マスクの形とアジア顔、欧米顔

2020年07月15日 | 日々の風の吹くまま
7月14日(火曜日)。☀☀☀。思いっきり夏。ルーフデッキのトマトは黄色い花が増えた感じ。高層階だとあまり虫が来ないので、ちゃんと実ができるようにと虫に代わって花をこちょこちょくすぐって回るのはワタシの仕事。半信半疑のカレシはおもしろがっていたけど、どっかの園芸サイトにそうやって受粉を手伝えばいいって書いてあったの。ほら、今年はほんとに虫が来てくれないのに、ちゃぁ~んと赤ちゃんトマトができて、ちゃぁ~んと育ってるでしょうが。ものは試しって言うくらいで、うまく行くかどうかを人に聞いている暇があったら、まずは自分でやってみるのが一番。人に聞いたところで、「うまく行く」という人と「ぜんぜんダメ」という人が同じ数いたら、そこで思考停止。自分でやってうまく行かなかったから、何がどこでまずかったのか考えて、少なくともじゃあどうしようという「次のステップ」に行けるじゃないの。

なぁ~んて言いながら、今日は日がな1日「だらだらモード」。ミニチュアがひとつ完成するたびにしばらくはこうなるのがワタシ。でも、今日はふともう少しマスクを作ってみようという気になって、道路向かいの郵便局に届いたクリニークのパッケージを取りに行ったついでに、3軒先の並びのサニーの雑貨屋に行って1枚190円のバンダナを3枚(ペイズリー、チェック、迷彩服模様)買って来た。そのうち1枚はアーミーの迷彩服の模様だから、カレシ用ってことにしようかな。バンダナはでっかいハンカチのようなものだから、3枚にたためばマスクとしての密度がかなり高くなるし、それでも100%コットンなので息苦しくはならなくて、着け心地はいたって快適。

スマホのグーグルのニュースリストを見ていたら、おお、TransLinkがマスクを売り出していて、濃紺の地にロゴの「T」だけのシンプルなのと点々とバスや電車の模様が入ったのと2枚のコンビパックで2200円。なかなかしゃれているので、さっそくオンラインストアにアクセスして2パックを注文。TransLinkは公共交通機関を運営する公社だけど、バスや電車をイメージしたTシャツとかペンケースとかキーチェーンとか、記念品的なグッズを売っている。今のトップはアメリカのニューヨークやシアトルの公共交通機関の経営に関わって来たアメリカ人で、なかなかの手腕。コロナで莫大な損失が出ているときだから、マスクくらい買ってあげなくちゃと言ったら、マスク大嫌いのカレシも「どうして電車に乗らなきゃならないときは使ってもいいかな」だって。
 

ある世論調査でマスクの是非について聞いたところ、60%以上が「屋内や間隔を取りにくい場所ではマスクを着用すべし」と答えたのに対して「、実際につけている」と答えた人はやっと半分だったそうで、総論賛成各論反対ってところが笑えるな。でも、子供のときのべちゃべちゃになったガーゼマスクがトラウマになったせいでマスクは敬遠して来たワタシ自身が買い物に行くのに持ち歩くようになって、なぜ欧米人はマスクをしたがらないのか、その理由のひとつが何となくわかったような気がする。アジアから輸入される使い捨てマスクはアジア人の平たい顔にフィットするようにできていて、欧米人の顔の構造では鼻が圧迫されて不快に感じるんじゃないかと。鼻や口との隙間がなさすぎて、自分が吐いた二酸化炭素をそのままリサイクルして吸い込んでいたら脳みそが酸欠になってしまいそうだし、何よりも口をうんと動かす言語では唇が擦れてしゃべりにくいと思う。それで、立体的な布マスクがどっと出回るようになって、急に普及したのかもしれないな。