7月26日(日曜日)。☀☀☀。あっつぅ~いぃっ。本気で真夏だっ。きのうサボったモップかけをしようと思ったけど、やぁ~めたっ。その代わりというわけじゃないけど、シーツ類の洗濯。その間に枕をバルコニーに持ち出して、椅子に並べて仲良く日向ぼっこ。たっぷりの紫外線で消毒になるし、ふかふかになるしで一石二鳥。これがまったく新しい意味の「pillow talk」だよとFBに投稿したら、ロリーンがギャハハと爆笑絵文字でコメント。夫氏のエイドリアンは「いい眺めだね。ガーデンもすばらしい」と持って回ったコメント。あはは。直訳したら「枕話」で、つまりは男女のベッドの中での睦言のこと。まあ、みんな少々際どいジョークに茶々を入れて遊べるお年頃になったのよね。
それにしても、この暑さではビーチも公園も人でいっぱいだろうな。バンクーバーの市内のビーチはそんなに広くないから、ソーシャルディスタンスなんかあっという間に吹っ飛んでしまいそう。先週はスタンレー公園のビーチにドラムサークルとか言う若い人たちが太鼓を持って集まって、さらにそれを見ようという人たちが集まって、遊歩道に溢れると言う「事件」があって、州のホーガン首相が「キミたちはそんなレベルなのか」と叱り付ける始末。若い人たちに人気のチェーンのレストラン2つで感染者が出たのを受けて、客がテーブルを離れていいのはトイレか店を出るときだけで、ナイトクラブでのダンスは禁止と規制が強化されたし、内陸のケロウナに集まった6人組に端を発したクラスターは今では州内で70人以上に膨れ上がっていて、貸し別荘やハウスボート、民泊などの滞在人数が制限されたし、とにかく大勢で集まって羽目を外したがる若者のけん制に大わらわ。このあたりは世界のどこでも似たような事情らしく、第2波、第3波の元凶は若者で、だけど命を脅かされるのは高齢者ということになりそうな感じ。
カナダではコロナのせいで150万人が親元や家族のところへ「戻った」そうだけど、つまりは失業したりして家賃が払えなくなって「出戻った」ということか。老齢年金に非課税の追加給付があったばかりで、安定した年金収入があって収入が減るわけじゃないシニアには不要だろうにと思っていたし、州の公務員年金も歯科保険と追加医療保険の保険料が3ヵ月間一時的に減額されるという知らせが来て何でぇと思ったんだけど、なるほど、いったん自立した息子や娘が転がり込んで来たらいやでも何かと出費が増えそうだから、助かるシニア世帯がたくさんいるってことか。いや、政府が実際にそこまで考慮しているのかどうかは疑問で、働いている人たちや企業に緊急給付金や補助金をばら撒いていたら、誰かがシニアにも何か上げないと不公平じゃないかと言いだしたのかもしれない。
でも、若い人たちが自分たちは大丈夫だと高をくくってたがを緩めて遊びまくっていて、感染しても無症状なせいで家族や周囲にウィルスを撒き散らして感染者がうなぎ登りになったら、いずれまたロックダウンせざるを得なくなると思うんだけど、そのときに一番大きな経済的打撃を受けるのは再び失業の憂き目を見る当の若い人たちじゃないのかな。人間の世界って、みんないつも回り回っているわけだから。