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今日は、こんな空で明けました。
昨日の空は特別な “ピーカンの空” でしたが、
今日の空も違った形で、それを予感させてくれるものでした。
右の写真は、目の前の、まだまだ紅葉? している山々です。
清冽な空気のせいか、はっきり見えます。
こんな日の朝の起床時、カーテンを開ける時の
わくわく感は、たまりません。
昨日の映画ではありませんが、平和だからこそのもの、
感謝しなくては・・なんて思います。
彼らには、恐怖はあっても、
こんな気持ちは到底なかったでしょうから・・・。
いえ、恐怖すら、感じる暇は、なかったかも知れませんね。
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『007 カジノ・ロワイヤル』
についての、感想を記したいと思います。
ジェームズ・ボンドと言えば、
あの軽快な音楽で始まるお馴染みの
メロディーが浮かびますね。
こちらも、初めは退屈でした。
それは、ちょっとした違和感だったかも分かりません。
勿論、ボンド役で、1番有名なのは、
ショーン・コネリーのボンドですね。
そして、前回までのピアーズ・ブロスナン。
ブロスナン ボンドは、よく観ましたが、
と言って彼が特別良かったと言うのでもないのです。
どちらかと言えば、にやけた顔が?
いい加減、嫌になっていました。
その彼に比べれば、
ちょっとニヒルな感じのクレイグ ボンド。
でもクレイグの迫真の演技とアクションのリアリティーさに、
いつの間にか、引き込まれていました。
そして、圧巻はスーツ姿の格好良さ!!
さすが、英国紳士です。
それでいて・・いざ脱いだら、鍛えた肉体!!
その変わり身の巧みさに、
すっかりハマってしまっていました。
それにボンド車の、アストン・マーティン。
スポーツカー大好きな私としては、
それだけでも目が離せないのです。
ところで、ダニエル・クレイグって、
まだ36歳なのだそうですね。
もう少し年なのかと思っていました。
という事は・・やはり貫禄なのでしょうか。
兎にも角にも次回作が楽しみです。
そうそう、イタリア コモ湖周辺の
景色の美しさにも、感動しました。
そんな美しい景色に接する事が出来るのも、
映画の楽しみの一つです。
余談ですが、折しも昨日の夕刊に、
こんなエッセーが掲載されていました。
“イタリアの港町は、
海や空の色などを含んだ自然が美しい。
そこに立ち並ぶパステルカラーの家並みは、
デザイナーがいる訳でもない、
漁師達のものなのに、見事に調和されている・・。
その上、夕日に映える事まで計算してある・・” と。
天性のものなのでしょうか。
でも一方で、“彼らは時間を守るとか、
義務、責任、勤勉なんて事には、意義を感じず、
アモーレ (恋)、マンジャーレ (食べる)、
カンターレ (歌う)こそが人生だ” とも。
国民性と言うか・・何だか、面白いですね。