【敷地内には発酵酵母のパン屋さんやアンティーク雑貨のお店も】
「牛の腰の上部とあばらの間のとびきりの肉を 使ったステーキ、それに美味いビール ―― これに限りますな。 こけ威しの凝ったフランス料理のオードヴル、 オムレツ、ちっぽけなうずら肉と いったものは願い下げでさあ。 ビフテキならいつでも大歓迎ですよ」 客の好みに応じて ステーキを注文したポアロは、 ごもっともというように微笑を向けた。 「ステーキとキドニー・プディング という取り合わせも悪かないですがな」 とアアロンズ氏は続けた。 「アップル・タルトか。 そっちを貰いましょう。クリームを添えてね」 【A・クリスティー作 「ブルートレイン殺人事件」】 |
今日も真冬並みの寒い朝を迎えました。
しかしながら東の空に上がる冬の太陽は、ドクドクと音を立てて
昇っているようで他の季節にない力強さを感じてなりません。
【店内】
【こちらは 「御手洗い」 の手洗い場所 : そっくり同じ物が売られています】
さて、昨日は友達3人と
隣町(車で10分)の
イタリア料理のお店、
『二十四節記』 へ。
こちらを訪れたのは
初めてです。
何より惹かれたのは、
センスが感じられる、
そのお店の名前。
木や花の変わり行く姿、料理に使われる旬の素材、 美しく時を重ねて古美て行く 建物・・・ 訪れた方に季節の移ろいや時の流れを感じて 頂きたいという想いから 「気」 を 「記」 とし、 二十四節記と名付けられました。 |
こんなこだわりを持っているお店ですから、
訪れる前から期待が膨らんだものです。
そして案内されたテーブルには次のような言葉が添えられた
栞がさり気なく置いてあって。至る所に細かい配慮が感じられます。
ところで肝心のお料理。
最初のうちこそ写真を撮っていたものですが、
頂く事とお喋りに夢中になり結局、撮り忘れ・・。
尤も、いつもの事ですが。勿論、お料理には満足です。
そうそう、昨日はヨーロッパの蚤の市を模した、
アンティーク雑貨市も開かれていました。
又々、仕様もない物を買う羽目に。懲りない私です。
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