【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

夢と日常の交差点

2012-12-09 18:37:07 | 散歩道の日溜りカフェ







【敷地内には発酵酵母のパン屋さんやアンティーク雑貨のお店も】







「牛の腰の上部とあばらの間のとびきりの肉を
使ったステーキ、それに美味いビール ――
これに限りますな。
こけ威しの凝ったフランス料理のオードヴル、
オムレツ、ちっぽけなうずら肉と
いったものは願い下げでさあ。 
ビフテキならいつでも大歓迎ですよ」
客の好みに応じて
ステーキを注文したポアロは、
ごもっともというように微笑を向けた。
「ステーキとキドニー・プディング
という取り合わせも悪かないですがな」
とアアロンズ氏は続けた。
「アップル・タルトか。
そっちを貰いましょう。クリームを添えてね」         
        【A・クリスティー作 「ブルートレイン殺人事件」】


   




   今日も真冬並みの寒い朝を迎えました。
  しかしながら東の空に上がる冬の太陽は、ドクドクと音を立てて
  昇っているようで他の季節にない力強さを感じてなりません。










【店内】




【こちらは 「御手洗い」 の手洗い場所 : そっくり同じ物が売られています】




   さて、昨日は友達3人と
  隣町(車で10分)の
  イタリア料理のお店、
  『二十四節記』 へ。

   こちらを訪れたのは
  初めてです。

   何より惹かれたのは、
  センスが感じられる、
  そのお店の名前。

      





木や花の変わり行く姿、料理に使われる旬の素材、
美しく時を重ねて古美て行く 建物・・・
訪れた方に季節の移ろいや時の流れを感じて
頂きたいという想いから 「気」 を 「記」 とし、
二十四節記と名付けられました。


   

   


   こんなこだわりを持っているお店ですから、
  訪れる前から期待が膨らんだものです。

   そして案内されたテーブルには次のような言葉が添えられた
  栞がさり気なく置いてあって。至る所に細かい配慮が感じられます。













   






   ところで肝心のお料理。
  最初のうちこそ写真を撮っていたものですが、
  頂く事とお喋りに夢中になり結局、撮り忘れ・・。
  尤も、いつもの事ですが。勿論、お料理には満足です。

   そうそう、昨日はヨーロッパの蚤の市を模した、
  アンティーク雑貨市も開かれていました。
  又々、仕様もない物を買う羽目に。懲りない私です。  


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