【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

彩り溢れる時間の中へ

2012-11-20 16:53:56 | 旅気分・夢気分












森には紫色の静けさが垂れ込め、
金色の日光が洩れ射していた。
「丁度、ステンドグラス越しに、
柔らかな光のみなぎる大伽藍だいがらんの中で、
『年』 が膝まずいてお祈りしているようね」
アンは夢見るように、
「こういう所を急いで通り過ぎるのは、
教会の中を走って行くのと同じで、
不敬に当たる気がするわ」
(中略)
「あたし、ただ、今日のこの美しさに
浸りきっていたいの・・・・・
口元に差し出された夢の杯を
一足ごとにすする気持ちよ」                
                【「アンの青春」 第21章】


   昨日の晴天が嘘のような重苦しい空で明けた今朝。
  空を見る限り、小春日和のそれから一気に冬の空・・といった様相です。

   尤も午前10時頃には太陽も顔を出しましたし、
  今の所、昨日同様の小春日和となっています。
  ただ、この暖かさは日中までで、夜には一気に気温が下がるとか。




【額縁の中の光景】





 


【燃える篝火(かがりび)】


   さて、昨日は雲一つない
  秋晴れの下、紅葉狩りに
  出掛けて来ました。

   地元ではありますが、
  山を隔て、まるきり反対側。

   JRに置いてあるパンフレット
  などで、その存在を知るまでは、
  長年住んでいながら、まるきり
  足を踏み入れた事のない場所。

   しかも1300年もの歴史を持つ
  古刹と来ています。

   バス停を降りて
  山道を歩く事、20分。

   その径は、
  今日の引用文の如くの光景。

   まだまだ全山が真っ赤に染まる
  というには少々、早かったのですが、
  しっかり紅葉浴を楽しんで来ました。

   まだ染まっていない緑と黄と紅色紅葉の
  グラデーションも、それはそれで風情がありますものね。
  まるで錦絵のようにも。ここは言葉など無用ですね。







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