
ただ昨日までと違うのは汗ばむ陽気になった事。
こんな時間になっても、
微風が心地良く感じられるのは、
今年初めての事かも知れません。
そして、何より嬉しいのは・・。
小さな庭に植えたハーブが、
思いの外、あちこちに増えて、
その香りを含んだ風を運んで来てくれる事です。
今年の春は、少々寒かったので、
(冬は暖かかったのに)いつもいる場所は、
なかなか窓を開け放つ機会がありませんでした。

とは言っても私は5月生まれのくせに、
あまりこの季節が好きではありません。
と言うより苦手です。
尤も、一昨日のような気候ですと、
“5月っていいわ!” ~なんて、思うのですが・・。
「もし、あたしの両親が、
あたしに相談してくれたのなら、
3月にはならなかったでしょうよ。
勿論、あたしは春の盛りに生まれたいと
思ったでしょうからね。
さんざしや、すみれの花と一緒に
この世へ現われるのは、素晴らしいわね。
そういう花たちと乳姉妹のような気がするでしょうよ。
でも、春に生まれなかったのだから、出来る事は、
あたしの誕生祝いを春の盛りにする事だけよ。・・
風や空や太陽と仲良しになり、
あたし達の胸に春を入れて帰って来ましょうよ」
【「アンの青春」 第13章】

カナダでは、
まだまだ冬なのでしょうね。
確かに、こんなアンの文章を目にしますと、
花が咲き誇っている春という季節に生まれたのは、
心から良かったと思うのですが・・。
ところで昨年のペチュニア、
紫の八重に続いて、ボタン色も開花です。
こんなペチュニアも、ポプリにすると、
まるで和紙のように繊細で、その色も幻想的です。
こんな所も、面白いですね。
「ボリジ」私のお庭も満開す。
下向きにそっと咲くきれいな青い花の姿を見たくて
つい茎を持ち上げてしまいます。
甘いはずなのに虫達はボリジにあまり興味がないことが
不思議だな~、でも嬉しい、なんて思いながら過ごしています。
「風や空や太陽と仲良しになり・・・」
春という季節にときめく気持ちは誰しも同じですね。
私は密かに5月生まれが自慢です。
誰にも羨ましがられた事なんてないケド(笑)
花が次々に開花する5月に生まれたなんてロマンチックなんですもの~♪
でもココでは私が生まれた5月上旬というのは花盛りという感じではないですけどね・・。
私も先日リラさんを真似してペチュニアをポプリにしてみました。
どんな風に仕上がるのかとっても楽しみです。
あと、「シーリアに」という詩、素敵ですね。
私もギル君にこんな詩を作ってもらいたいです。
最近私はよくギル君に「私の為に詩を書いて~」ってお願いしているのですが、「日本語じゃ上手に書けないよ~」と言って断られていますが、それでもしつこく頼んでいます(笑)
今日は、本当に暑くなりましたね。
とっぽちゃん様のお宅にも、「ポリジ」 あるのですね。
生長もとても早く、どんどん伸びますよね。
それに、葉っぱ、花びら全てが使えて、本当に経済的なハーブですね。~♪
そう言えば、虫も全然つきませんね。益々、好きになりそうです。
コメント、有り難うございます。
>私は密かに5月生まれが自慢です。
めぐみさんは、“アン” そのものですものね。
以前にも記しましたが、アンが 「美の崇拝者」 なら、
めぐみさんは、「ロマンティック崇拝者」 ですものね。
そんな称号があったら、絶対にめぐみさんは、第1号ですね。
>私もギル君にこんな詩を作ってもらいたいです。
イタリア語での詩も、素敵ですよね。
イタリア語自体が、まるで音楽のようですもの。