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と思っていましたけれど、
今日もこんなすみれ色の
空で明けました。
(いつも思うのですが、
電線は邪魔ですね)
さて、十五夜の 「中秋の名月」
から昨日の十七夜の満月、
立待月まで3日間連続で
楽しむ事が出来ました。
中秋の名月は、これまで雨や
曇りの日が多かった気がするの
ですが、今年は特別ですね。月と言えば・・・。
“あたし達の 『夢の家』 が見つかった時、
その家の周りにも
風が吹き巡ればいいと思っています。・・・・
あたしは、その家が
月光に濡れている所が一番好きかしら。
それとも、暁の光を浴びている所かしら?・・・”
【「アンの幸福」~最初の1年】
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本当に月光が好きですね。
私は、どちらかと言うと
苦手だったのですが、
この3日間だけは、月光に
どっぷり濡れていました。
このお月様、古代から私達に
夢を与えてくれていたのですものね。
遅ればせながら・・すっかりファンに。
それは兎も角、春の花見と同様、
昔の人々がこぞって待った
「中秋の名月」 の意味が今頃になって
やっと分ったような気がします。
今日は、ちょっぴり夏に戻ってしまったような
蒸し暑い一日でした。それでも・・
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では、秋模様に衣替え・・・。
秋と言えば、土物の器ですね。
素朴な味わいと温もりが、
器を通して伝わって来るような
気がするから不思議です。
今日のカップは、「信楽焼」 です。
これは、信楽まで出掛けて
買い求めました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/93/317806a7acfd7861009b4624205a1f18.jpg)
沢山のお店が一堂に会していますので、
そぞろ歩きしながら一日中、楽しめます。
そう言えば、ここ何年も行っていません。
友人を誘って行ってみようかな、
~なんて思っています。
琥珀色の器は、
一見強い色合い? でしたが・・。
料理を盛ると、意外や意外・・
優しい色合いに変化します。
ざらついた感触さえも
妙に懐かしかったりするのです。
今日は、立原道造の詩を紹介したいと思います。
夭逝した詩人である事は、前回記しましたが、
あまりにも美しい詩です。秋にピッタリの詩を・・・。
甘たるく感傷的な歌
立原道造
その日は 明るい野の花であった
まつむし草 桔梗 ぎぼうしゆ をみなえしと
名を呼びながら摘んでいた
私たちの大きな腕の輪に
また或るときは名を知らない花ばかりの
花束を私はおまへにつくつてあげた
それが何かのしるしのやうに
おまへはそれを胸に抱いた
その日はすぎた あの道はこの道と
この道はあの道と 告げる人も もう
おまへではなくなつた!
私の今の悲しみのやうに 叢(くさむら)には
一むらの花もつけない草の葉が
さびしく 雲って そよいでいる
~「薊(あざみ)の花のすきな子に」 より
いつも思うのですが
すてきなカフェですね。
お花もかわいいですし、
いけている器もいい感じです。
添えられているのは
ピタパン?、それともマフィンですか?
もしも
変身できるなら
お花になって
薔薇の詩におじゃましたいです。
今日の薔薇のポエムは、秋色満載ですね。
信楽焼の深い色味が珈琲の色を引き立たせて
こちらまで深く煎られた香りが漂ってきそうです~。
また黄色が生えていますね。
信楽焼・・・
どんなところなのでしょう・・・
リラさんのおっしゃるように飾り気のない
「素朴な温もり」に溢れた器なのでしょうね・・・。
こちらでいう「伊万里焼き」のような感じ?とは
また違いそうですね。
器巡りは一日中いや一日では足りないですね。
好きな人間にとっては・・・。
先日の夏のこころを思わせるカップとまた
180度展開な今日の雰囲気。
次回はどうなるのでしょうか~。楽しみです。
「名を知らない花ばかり」
知らない花々でも赴き深いたたずまいをしている
秋の花たちに目をやらない人が一体どこにいましょか。
春とはまた違う、地に足をつけた風流さを感じる花ばかりです。
たまにはリラさんの薔薇の詩ならずとも構いませんので
ポエムを披露して下さったらどんなに素敵~。
今晩は! コメント有り難うございます。
『カフェ 「薔薇の詩」(ポエム)』 に、お越し下さり、有り難うございます。
きたあかりさんに褒めて頂きましたが、本当はちっとも
素敵ではないのですよ。写真は、一部しか写りませんから・・。
でも、お近くでしたら 「どうぞ」 と、お招き出来るのに残念です。
そうそう、ご質問の物はマフィンです。イギリス文化に少々ハマって
いるもので・・。オーソドックスにジャムをたっぷり塗ってもいいですね。
これから涼しくなって来ると、紅茶の美味しい季節ですね。休日の朝は、
ミルクたっぷりの 「アーリーモーニングティー」 はいかがですか?
今晩は! いつもコメント、有り難うございます。
そして、こちらのカフェにも・・。
秋には、どういう訳か土物の器が恋しくなりますね。そして・・
オレンジ色の蝋燭や、ランプの灯りも似合う季節になり、ワクワクしています。
「信楽焼」 は、あくまでも素朴です。手触りもどちらかと言うと
ザラザラ・・。厚ぼったい器が多いような気がします。
土物の感触をこれほど手でも味わえる器は、ありません。
色は茶が主体で、お隣の 「伊賀焼」 と酷似しています。
それに比べれば、京都の 「清水焼」 は、
王朝文化を背景にしただけあってとても雅ですが・・。
そちらの 「伊万里焼」 もスマートで洗練されていますね。
ところで、詩は好きですが、自作の詩なんて、とてもとても・・。
専ら、読む人に専念しています。詩は、blue camelさんにお任せしますわ。
とても好きです。
お皿の上のは、おまんじゅうですか^^?
「甘たるく感傷的な歌」
情景が想像できて微笑ましくなりました。
詩の最後はどうのようになったのかなぁ。
土物って、大袈裟かも知れませんが、やはり温かいですね。
作者の息吹きさえも器から聞こえるような気がします。
それが温もりとして伝わって来る・・。そして、使えば使う程味も・・。
お皿の上は、イギリスマフィンです。
これも素朴な味なんですよ。
立原道造の詩、素敵でしょう?
僅か25歳の死だなんて、あまりにも早いですよね。