![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/93/44557798ff0c995c407e7e986ba53e8d.jpg)
「蔓日々草」
昨日の青空から今朝は、早くも雨となりました。
起床時の居間の気温は、16℃ですから暖かい雨ですね。
その雨も、朝早い時間に上がり、時折日も射していましたが、
その後、重い空が続いています。
日中は、それほど気温も上がらず、かと言って寒くもなく・・。
朝同様の気温で推移しています。
先程(午後4時頃)から又、雨も降り出して来ました。
ところで冒頭の写真。今年も、「蔓日々草」 が蕾を付けました。
真冬に何を思いましたか・・ 【斑入りの葉っぱ】 のそれが、
たった1輪だけ咲きましたが、去年より約1ヶ月早いお出ましです。
薄紫色の蔓日々草は大好きな花ですが、ヨーロッパでは、この花を身に付けていると、
悪いものを寄せ付けず、繁栄と幸福をもたらしてくれるという言い伝えがあるそうです。
又、常緑で冬でも枯れない事から不死の力や魔力を持っていると信じられていたとか。
花言葉は、意外にも? 「幼馴染(おさななじみ)」、「朋友」。
こんなあどけない花に魔力・・なんて信じられない気もしますが、
そこが又、この花の持つ神秘的な所なのでしょうね。
いずれにしましても、セージなどと共に、重宝がられていたようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/b6/d9e0fb889f9e7e0bcf6148885948ae1e.jpg)
蔓日々草に限らず、大好きな紫色の花が顔を揃えました。
紫色一つを取ってみましても、日本には色々な呼称がありますね。
「藤紫」、「鳩羽色」、「桔梗」、「紫苑」、「すみれ色」、
「青藤」、「勿忘草色」 等など・・。
この事などからも日本人は、微妙な色のニュアンスを捉え、
様々な呼称を与えて来た事が分かります。
そしてそれは、日本人の繊細な感覚を育んで来たのでしょうね。
これら美しき色名の数々・・。
紫色と言えば、平安貴族が愛した色ですが、
「紫」 には殺菌作用や、解毒作用があると言われています。
紫色の元となる、「紫草」 の根にそれがあるからでしょうか・・。
そう言えば、「赤」(紅花)には身体を温め、血の巡りを良くする事が、
知られていますし、「藍」は、虫除けになるとも・・。
こんなにも密接な関係があり、私達の身体を健やかにする色でもあったのですね。
紫色意外の呼称でも、「桜色」、「茜色」、「淡水色」、など、
これら、ロマンティックな呼称は既に周知の事ですね。
そして、「香色」、「銀鼠」・・。
これらは自ずから夕焼け空や、早朝の森・・自然の風景が浮かびます。
自然の命から色を頂き、その色の美しさを愛(め)でて来たのですね。
紫のきれいな色に ほっとしました
こんにちは~! いつも温かいコメント、有り難う~!
紫色に心が、すぅ~っとして頂けましたか・・?
良かったです~! いつも有り難う~!