ウィローミアの向こうには 「すみれの谷」 がある ―― アンドリュース・ベルさんの大きな森の陰にある小さな、 青々とした窪地に付けた名前だ。 「無論、今は菫なんかないわ」 アンはマリラに話した。 「でも春になると数え切れないくらい咲くって ダイアナが言うのよ。 ああ、マリラ、目に見えるようじゃないの? ほんとにあたし、息が止まってしまいそうな気がするわ。」 【「赤毛のアン」 第15章】 |
一気に春が来て3日目。
今日も春日和? が続きます。
夜は夜で月光の神秘。
明りを付けなくてもサ~ッと一条の光。
おまけに今の月は、月を見ながら、
眠りに着く事が出来るという
絶好のロケーション。
それにしても今日は、
昨日以上の暖かさ。何と4月上旬とか。
桜の咲く頃の陽気です。
そんな陽気に誘われてか、
いつかの小鳥も・・。
今日は連れ立ってやって来たの
ですが、敏感で音だけに反応して
逃げて行ってしまいます。
小鳥と一緒に写真・・
~なんて、いかにも 『アンの世界』 に
ぴったりですのに、残念。
さて、春と言えば、菫の季節ですね。
私は薔薇も好きですが菫も大好き。
この二つの花は好きな花の
双璧と言って良いでしょう。
対照的な花ですけれど。
ところで、2年目の 「匂い菫」。
この菫、種がこぼれて増える・・と
聞きましたのに、相変わらずです。
一重ではなく八重だったから・・?
色々と思う処ですが、この菫、
我家で一番日当たりの良い場所、
リラの根元に植えたものです。
リラの花も、なかなか咲きませんし、
(今年こそ・・と思っているのですが)
七不思議の一つです。
勿論、株はちゃんとありますので、
花が咲くのを楽しみにしています。
今日は一足先に、そのポプリを。
と言っても三色菫と、この秋のセージなど。
菫と言えば、アン もこよなく愛している花。
それは マリラ の紫水晶のブローチを、“おとなしい菫たちの魂” と讃えるほど。
そう言えば、アンも薔薇・・好きでしたね。
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