【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

セピア浪漫のお茶タイム

2011-02-24 17:58:17 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編


 
 食堂では囲炉裏に漂流木の火がゆらゆらと揺れて、
 捉えどころのない海から生まれた色を
 焔に織り成していた。(中略)

 ジム船長のお茶は酒のように豊潤だった。
 アンが褒めると、ジム船長 は子供のように喜んだが、
 さり気ない無頓着を装った。
 
 「コツはクリームをけちけちしないことですよ」
 と、ジム船長 は上機嫌で説明した。
 オリヴァー・ウエンデル・ホームズの名を
 聞いた事がなくとも、この作家の
 『偉大なる人物は小さなクリーム入れを好まない』
 という意見に賛成したに違いなかった。
                      【「アンの夢の家」 第9章】


   今日は、太陽こそ少々、
  日光を出し惜しみしていますが、
  昨日以上の暖かさとなりました。

   何だか日々、
  気温を更新しているよう。

   尤も、このまま春・・
  という事はないでしょうけれど。

   でも、ついつい期待感を
  抱かせてくれる昨今です。



   さて早速ですが、今日のティータイムは、再び海のイメージで。
  先日の三浦綾子著 『海嶺』 もそうですが、そこから 『赤毛のアン』 の
  ジム船長を思い出し、又、司馬遼太郎著 『坂の上の雲』 と・・。

   少々、時代は前後しますが、いずれも100年以上も前。
  又々、今度は別の古地図の額などを引っ張り出して来た私。
  
   となれば・・そう、「セピア色のお茶時間」 です。
  漂流木の火こそありませんが、
  こんなセピア色にはランプや蝋燭の焔が合いますね。

   ~なんて、ちょっぴり気取ってみたものの、
  地図が逆さまです。何ともいい加減な私。

   ともあれ、こんな風ですと、ちょっとした海の浪漫ですが、
  実際には海は厳しいものがありますものね。
  
   『海嶺』 では船は難破しますし、『坂の上の雲』 は軍艦。
  『赤毛のアン』 のジム船長も海では相当苦労したようですから。
  
   でも、海の男ってなぜでしょう、みんな素敵。
  そうそう、今日の革のトレー(絵)、ジム船長のつもり。
  そんなこんなで・・今日の空(2枚目の写真)でさえ、海に見えてしまう私です。

   今日のお茶請けは生協から届いた、野菜そのままの油菓子。
  カリカリ、ポリポリ・・歯触りの良い、(音も)ちょっと堅めのお菓子、大好きです。


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