だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

幸運を!!

2006-02-02 21:06:42 | 映画
昨日は、オスカーノミネートの記事を書きましたが、その関連を。「ER」のロス先生ことジョージ・クルーニーは、TVから映画の世界での活躍が始まりました。クルーニーの才能は、人間としての人気(彼の周りには、自然と仲間が集まり、誰からも好かれるそう)はもちろん、映画人としての才能も花開きました。

「コンフェッション」(02)で、映画初監督。これが大評判。日本でも70年代に放送されていたTV番組「ゴング・ショー」などで有名な、プロデューサーのチャック・バリスの実生活を描いていました。面白かったぁ~。ホントは「FAIL SAFE/未知への飛行」(00)というTVMがあり、こちらが先なんですがこれがまたモノクロの緊迫した戦争映画で、素晴らしかった~!

つまり監督としての才能は、“ロス先生”をやめて始まったんですね。おめでとう~!出演作では、コーエン兄弟やスティーヴン・ソダーバーグ監督とのコラボもあって、ファンとしても楽しみが増えました。

そして今年のオスカーにノミネートされた「グッドナイト&グッドラック」も、大期待!公開は5月ですが、今から待ち遠しいですね~!1953年の“赤狩り”の時代、TV局に勤めるジャーナリストのエド・マロー。自由に報道することができないその環境で、ジャーナリストの使命を貫くため、真実のみを報道することを決意するのでした!タイトルは、彼の番組の閉めの“決めゼリフ”。

クルーニーもファンなんですが、実は主演のデヴィッド・ストラザーンの大ファンで、彼のことを紹介したくて書いてます。うふふ…、名前を聞いても「誰?」って感じだと思います。もし、すぐに顔や出演作品がうかぶ方は、趣味が同じ♪

1946年1月26日サンフランシスコ生まれ。ボストンで心理学を学び、リングリング・ブラザース道化師学校を卒業するという変わった経歴の持ち主。1980年の「セコーカス・セブン」でデビュー以来、39本もの映画に出演。脇役が多いのですが、それも犯人役、暴力夫、殺されちゃう役などが主。

「エイトメン・アウト」(88未)の八百長野球選手、「ニッキーとジーノ」(88未)の暴力男、「スニーカーズ」(92)の警備システムの不備を証明するハイテク集団での盲目のメンバー、「激流」(94)のメリル・ストリープの夫、「黙秘」(95)の暴力夫、「サイモン・バーチ」(98)の神父、「マップ・オブ・ザ・ワールド」(99)のシガニー・ウィーバーの夫役などなど、多彩。

そして「グッドナイト・グッドラック」では、主役のエド・マローを演じます♪主役だ!しかも、とうとうアカデミー賞主演男優賞にノミネートされました。キャア~。これもクルーニーのおかげ(!?)すらっと痩せ型の長身のストラザーンが、ようやくメジャーになる。うれしいやら、さみしいやら…。複雑。でも、がんばって取って欲しいです、オスカー像を。
コメント
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