だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

TOMMYが、見たい!

2006-02-08 21:51:14 | 演劇
1993年にブロードウェイに行った時、もうすぐCLOSEだというので大急ぎで見たのが、「THE WHO’S TOMMY」でした。60年代英国ロックバンドの代表“ザ・フー”、リーダーのピート・タウンゼントが発表したアルバムを元にしています。

1969年に発表され、ロックバンド初のロックオペラとして大ヒットしました。1975年には映画化され、巨匠ケン・ラッセル監督、“ザ・フー”のメンバー、ロジャー・ダルトリーがトミーを演じました。母親役は、アン・マーグレット。義父役は、オリバー・リード。うむ、濃いなぁ~。さらに、叔父役にキース・ムーン(彼もメンバー)。

他にも、ピンボールの魔術師にエルトン・ジョン!麻薬の女王にティナ・ターナー!伝道師にエリック・クラプトン!精神科医にジャック・ニコルソン!ザ・フーもザ・フーの役で出演!ケン・ラッセル監督も出演。映画は、今やカルトです!

どんな話かというと… 幼い時に戦死した父、母ノーラは再婚。ある晩、死んだはずの父親が顔にひどい火傷を負って帰ってきます。再婚相手のフランクは、驚いて父親に暴行。それを見たトミーは、両親から「何も見ていない、何も聞かなかった」ことにするよう、きつく言われます。

その後、トミーは三重苦に。いつも夢の中にいるかのトミーを心配して、母はいろいろな方法を試していきます。新興宗教、アルコール、睡眠薬…と。そして偶然、捨てられたピンボールを見つけ、ピンボールの天才として崇められる始末。トミーは巨万の富を得て、さらに精神科医の治療を受けるのですが…

とにかく、映画は最高!もちろん、舞台も最高!その舞台が日本にやって来ます!ミュージカル「TOMMY」 「TOMMY」は、1993年のトニー賞(ミュージカル部門)で最優秀演出賞、同作曲賞、舞台デザイン賞、照明デザイン賞を受賞。

“See Me、Feel Me、Touch Me、Heal Me~♪”という、歌詞が耳に残ります。ロックオペラの金字塔、最高峰、伝説の作品をこの機会にぜひ! 
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