だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

貴方の歩いた道

2006-02-10 22:13:07 | 映画
カントリー音楽には、普段あまり馴染みがありませんが、彼のことは知っています!彼…とは、ジョニー・キャッシュ。歌声も聴いたことはあります。ま、私は映画ファンですのでジョニー・キャッシュのことも、音楽よりも映像の方で知っていた感があります。その映画とは、TV「刑事コロンボ/白鳥の歌」(73)でした。

宗教団体の宣伝担当歌手トミー(ジョニー・キャッシュ)は、歌手として独立することを願っていました。しかし、妻で教主のエドナは許してくれません。そこで移動に使うセスナで睡眠薬入りのコーヒーを飲ませ、ひとりだけパラシュートで脱出。事故に見せかけて妻を殺害します。そして、例によってコロンボの登場となるわけです。

ジョニー・キャッシュのトレードマークは、黒いシャツに黒いパンツ姿、そう、黒ずくめ!“黒服の男”とも呼ばれていました。歌声は、バリトンの唸り声のよう~♪ 歌う時もニヒルな笑顔を見せ、独自のスタイルを持っていました。クリスチャンの彼は、ゴスペルも歌っていました。

しかし麻薬中毒で更生施設に入ったり、95年には歌手には致命的な顎の骨折、心臓病、敗血症、肺炎と病歴が続きました。2000年頃には、奇跡的に復活を遂げましたが、03年9月12日、糖尿病の合併症のため呼吸不全を併発して死去。71歳でした。

その彼の人生が、映画化されました。「ウォーク・ザ・ライン」が、それ。ジョニー役のホアキン・フェニックスが主演男優賞に、後に妻になるジューン役のリース・ウィザースプーンが主演女優賞に、それぞれオスカーにノミネートされています。劇中、歌手役のふたりは吹き替えなしで、自分で歌っています!映画の評判は素晴らしく、若手でありながら演技派の主演ふたりに、期待は高まります!

監督は、「17歳のカルテ」や「アイディンティティ」のジェームス・マンゴールド。妻のヴィヴィアン役はジニファー・グッドウィン、ジョニーの父役にロバート・パトリックが出演。

ジョニー・キャッシュとは、どんな男だったのか?ホアキンと、リースの名演技を見に行きましょう!!
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