だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

イライラのパリ、2日間

2008-04-25 21:52:33 | 映画
昨日に続いてフランス映画を。女優ジュリー・デルピーは、1969年12月21日パリ生まれ。「ゴダールの探偵」(85)でデビューし、「汚れた血」(86)「トリコロール/白の愛」(94)「恋人までの距離」(95)「ビフォア・サンセット」(04)などで、おなじみ。

最新作「パリ、恋人たちの2日間」(07)では、実の父でベテラン俳優アルベール・デルピーと実の母マリー・ピレと共演しています。一家総出演ですね。と、思ったらこの作品、ジュリー・デルピー主演・監督・脚本・編集・音楽・主題歌歌唱と、まさに彼女の映画だったんです。なるほど。

NY在住の恋人たち、フランス人の写真家マリオン(ジュリー・デルピー)とアメリカ人インテリアデザイナーのジャック(アダム・ゴールドバーグ)。付き合いはじめて2年になる2人は、はたから見ると人も羨む安泰なカップル。でも、実はいささかマンネリ気味。リフレッシュしよう!と、ベネチアにバカンスにやって来ました。

でもやっぱりイマイチ盛り上がらない…。どんなに仲の良い恋人たちにも、突然訪れる別れの危機。2人はNYへ帰る途中、マリオンの故郷パリに寄ることになります。しかし待っていたのは、英語が全然話せないマリオンの両親(父ジュノ→アルベール・デルピー、母アンナ→マリー・ピレ)。ううっ。

さらに次々に現れる、マリオンの元カレたち。うううっ。ジャックのストレスは最高潮に達してしまいます!さあ~、どうなる?ロマンチックなはずのパリでの2日間は、いったい?陽気なアナーキストの父、天真爛漫の母、そして神経質で嫉妬深いジャック。先行きが心配…。

ジャック役のアダム・ゴールドバーグは、ジュリーの元カレという噂のある人物。ますます、ファミリー映画の感が強くなってきました。そうそう、意外な役どころでダニエル・ブリュールが出ているそう。どんな役?気になります。
コメント (2)
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