だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

美しき砂漠の男たち

2008-11-14 21:58:12 | 映画
イギリスを代表する名匠、デヴィッド・リーン監督。1908年3月25日生まれ(1991年4月16日没)で、今年生誕100周年です。代表作品は、「逢びき」(45)「大いなる遺産」(46)「オリヴァ・ツイスト」(47)「超音ジェット機」(52)「ホブスンの婿選び」(54)など。

さらに私もしっかり見ているのが、「旅情」(55)「戦場にかける橋」(57)「ドクトル・ジバゴ」(65)「ライアンの娘」(70)「インドへの道」(84)。(あっ、リアルタイムでないものあり)しかし、名作ばかりですね。未見の方には、絶対お勧め。

そしてリーン監督の最も有名な作品が、「アラビアのロレンス」(62)です。日本初公開は63年の12月。その後リバイバル公開が、73年2月、74年1月、75年4月とありました。私の初見はリバイバルから。その後は欠かさず見ています。

オリジナルは227分でしたが、その後約20分カットされたり…、失われていた部分を復元・再編集して、88年完全版として上映。(日本ではビデオ先行)その後、長らく劇場での公開はありませんでした。今年、新宿のテアトルタイムズスクエアで、久々の上映が決まりました。

“スクリーンで見ることが出来る最後の超大作!”と言われては、見ないわけにはいかないですね。実はこの映画、私にとってのベスト1作品。もちろん、DVDは揃えています。いつでも見れるのですが、大きなスクリーンは…ないですものね。

スタッフは、製作:サム・スピーゲル、脚本:ロバート・ボルト、撮影:フレデリック・A・ヤング&ニコラス・ローグ(第2班)、音楽:モーリス・ジャール、原作は、T・E・ロレンス(Thomas Edward Lawrence)の「『智恵の七柱』。

ピーター・オトゥール(ロレンス)、アレック・ギネス(ファイサル王子)、オマー・シャリフ(アリ)、アンソニー・クイン(アウダ・アブ・タイ)、ジャック・ホーキンス(アレンビー将軍)、アーサー・ケネディ(ジャクソン・ベントリー)、アンソニー・クェイル(ブライトン大佐)、ホセ・フェラー(ベイ)、クロード・レインズ(ドライデン)

こうして見ても、素晴らしいキャストたち。今度の上映は、オリジナルの227分。1932年生まれのオトゥール、当時30歳前。エジプト生まれのオマーも、同い年。オトゥールの美しさに、きっとクラクラしてしまうでしょう。必見。
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