だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

クラトゥ、再来!

2008-11-18 21:16:22 | 映画
原題“THE DAY THE EARTH STOOD STILL” 「地球の静止する日」(51)を初めて見た時、その内容に恐怖したことを覚えています。リアルタイムではありませんが、名画座だったか全線座だったか、それともTVだったか…。

「ウエスト・サイド物語」(61)「サウンド・オブ・ミュージック」(64)のロバート・ワイズ監督作品で、主役のマイケル・レニーは「失われた世界」(60)や「コマンド戦略」(67)などに出演。彼が演じた“クラトゥ”は、それまでの異星人のイメージを一変させた特筆すべきキャラクターでした。

この作品は、地球の未来と引き換えに核兵器の放棄を要求する異星人と部下のロボット、ゴートの登場、そしてワシントンに突如現れた巨大な宇宙船の造形が、ショッキングでした。忘れられません。

50年代、60年代のこうした映画やTV映画、TV番組のおかげでSF世界の面白さを堪能しました。はい。SFX(特殊撮影)やVFX(視覚効果)、CGI(コンピュータグラフィックス)の発達した現在からは、稚拙なそれもとっても味のあるもの。未見の方には、お勧め。

で、この作品がリメイクされました。「地球が静止する日」(08)となっても、原題は同じ。監督は、「エミリー・ローズ」(05)のスコット・デリクソン。クラトゥ役は「イルマーレ」(06)以来、久々のキアヌ・リーヴス。1964年生まれのキアヌも、もう44歳。美しい…。

宇宙から突然、巨大な球体が世界中に出現。そのひとつがNYを目指していることがわかり、政府は軍を出動し危機対策チームを編成。そのメンバーに選ばれたのが、生物学者のヘレン・ベンソン博士(ジェニファー・コネリー)でした。

メンバーがセントラル・パークに到着した時、上空に例の球体が静止。そして姿を現したのが、人間の形をしたクラトゥ(キアヌ)と名乗る謎の人物。外見は人間でも、彼は異星人。いったい何者のか?なぜ地球にやって来たのか?その目的とは?

オリジナルを知っている人も、まったく初めての人も、もちろんSFファンも、キアヌのファンも、お正月映画の本命はこれ。その他のキャストも注目です。ヘレンの息子ジェイコブをウィル・スミスの息子、ジェイデン・クリストファー・サイア・スミスが、国防長官をキャシー・ベイツが演じます。

驚異のVFXにも、大注目です。見ましょう!
コメント (4)
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