あけましておめでとうございます。今年もたくさんの映画・舞台・美術展に通いたいと思っています。だって見たいんだもん!
咲き乱れる“桜”。これほど魅せられる題材はないですね。日本画の桜には、華やかさと儚さがあり、描画の細かさにも見入ってしまいます。そんな作品が目を引く展覧会が、国立新美術館で開催の「加山又造展」です。しかし、きれいですね~。
チラシの作品は、『春秋波濤』(66)。春を代表する“桜”と秋を彩る“紅葉”の間に、大きくうねる波が力強いタッチで描かれています。見れば見るほど描き込んだ時空間に引き込まれます。展覧会は、6つの章に分けられています。
第1章:動物たち、あるいは生きる悲しみ…『月と縞馬』(54)『冬』(57)
第2章:時間と空間を越えて…『雪月花』(67)『春秋波濤』(66)『千羽鶴』(70)
第3章:線描の裸婦たち…『黒い薔薇の裸婦』(76)
第4章:花鳥画の世界…『月と秋草』(96)『夜桜』(82)
第5章:水墨画…『倣北宋水墨山水雪景』(89)『龍図』(88)
第6章:生活の中に生きる「美」…『銀色摺箔波文振袖』(80)『アームレット/はぎ』(85)
『千羽鶴』の金色に輝きながら群れ飛ぶ、鶴の群舞に溜息が出ます。1枚の絵の中に時間も空間も超えた世界が広がり、押さえた色彩に格調の高さを感じます。
『夜桜』に見る2種類の光に息を飲みます。薄桃色にぼわっ~と輝きを放つ夜桜と、花見のための薪の燃え盛る炎の鮮やかさ。美しい…。
加山又造は、1927年京都西陣織の図案家の家に生まれました。動物画、屏風絵、線描、水墨画と幅広いジャンルで作品を発表しています。今回の展覧会では、絵画・工芸品など約100点の作品が展示されます。
日本画、版画などで活躍した加山は、2003年文化勲章を受賞し、翌2004年4月76歳で亡くなりました。新年にふさわしい日本画家の展覧会を見ましょう!なお、展示期間があるものもあるので、お目当ての作品をチェックしてから行きましょう。
咲き乱れる“桜”。これほど魅せられる題材はないですね。日本画の桜には、華やかさと儚さがあり、描画の細かさにも見入ってしまいます。そんな作品が目を引く展覧会が、国立新美術館で開催の「加山又造展」です。しかし、きれいですね~。
チラシの作品は、『春秋波濤』(66)。春を代表する“桜”と秋を彩る“紅葉”の間に、大きくうねる波が力強いタッチで描かれています。見れば見るほど描き込んだ時空間に引き込まれます。展覧会は、6つの章に分けられています。
第1章:動物たち、あるいは生きる悲しみ…『月と縞馬』(54)『冬』(57)
第2章:時間と空間を越えて…『雪月花』(67)『春秋波濤』(66)『千羽鶴』(70)
第3章:線描の裸婦たち…『黒い薔薇の裸婦』(76)
第4章:花鳥画の世界…『月と秋草』(96)『夜桜』(82)
第5章:水墨画…『倣北宋水墨山水雪景』(89)『龍図』(88)
第6章:生活の中に生きる「美」…『銀色摺箔波文振袖』(80)『アームレット/はぎ』(85)
『千羽鶴』の金色に輝きながら群れ飛ぶ、鶴の群舞に溜息が出ます。1枚の絵の中に時間も空間も超えた世界が広がり、押さえた色彩に格調の高さを感じます。
『夜桜』に見る2種類の光に息を飲みます。薄桃色にぼわっ~と輝きを放つ夜桜と、花見のための薪の燃え盛る炎の鮮やかさ。美しい…。
加山又造は、1927年京都西陣織の図案家の家に生まれました。動物画、屏風絵、線描、水墨画と幅広いジャンルで作品を発表しています。今回の展覧会では、絵画・工芸品など約100点の作品が展示されます。
日本画、版画などで活躍した加山は、2003年文化勲章を受賞し、翌2004年4月76歳で亡くなりました。新年にふさわしい日本画家の展覧会を見ましょう!なお、展示期間があるものもあるので、お目当ての作品をチェックしてから行きましょう。