だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

テネシー・ウィリアムズ×アッカーマン

2009-01-17 22:47:46 | 演劇
ロバート・アラン・アッカーマンをご存知ですか?アメリカ出身の演出家。NYやロンドン、ロサンゼルスなど、世界中で活躍しています。代表作には、リチャード・ギア主演『BENT/ベント』、スーザン・サランドン主演『EXTREMITIES』、アル・パチーノ主演『サロメ』

ショーン・ペン、ケビン・ベーコン、バル・キルマー主演『SLAB BOYS/スラブボーイズ』、ピーター・アレン主演のミュージカル『LEGS DIAMOND』、アラン・アルダ主演『わが街』、ジョン・マルコヴィッチ主演『バーン・ディス』など。どれも見たいですよね!

日本でも、村井国夫、岡本健一主演『蜘蛛女のキス』、佐藤オリエ主演『薔薇の花束の秘密』、男闘呼組『スラブボーイズ』、佐藤オリエ、麻実れい、高橋和也主演『エンジェルス・イン・アメリカ』などがあります。私も結構見ているので、アッカーマンの名前を見ると気になります。最新上演作は「ストーン夫人のローマの春」。

この作品は、あのテネシー・ウィリアムズの作品。原題は「THE ROMAN SPRING OF MRS.STONE」、映画にもなっていて古い映画ファンにはおなじみの「ローマの哀愁」(61)です。ホセ・クィンテーロ監督、助監督にピーター・イェーツの名前があります。

かつて人気女優だったカレン・ストーン(ヴィヴィアン・リー)は、年老い、美貌も衰え、孤独な舞台女優。引退を決意しローマにやって来ます。彼女は知り合いのコンテッサ(ロッテ・レーニャ)から、若くハンサムな青年パオロ(ウォーレン・ベイティ)を紹介されるのですが…。

実はコンテッサは、孤独な金持ち未亡人に美しいイタリア青年を紹介しては、金を巻き上げるポン引きのような女。果たして、ローマでのカレンとパオロの恋の行方は?

舞台では、カレンを麻実れい、夫トムを団時朗、コンテッサを江波杏子、パオロをパク・ソヒ、友人で劇作家のクリストファーを今井朋彦が演じています。早く見たい~!

映画は、ヴィヴィアン・リー最晩年の作品です。ちなみにロッテ・レーニャは、「007/ロシアより愛をこめて」(63)でナイフを仕込んだ靴を履いてた女優さん。覚えてます?こちらも再見したいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする