ノルウェー人映画監督のベント・ハーメル。ご存知の方も多いかも。映画を監督で見る方にはなんてことないんですが、ハリウッドのメジャーな監督以外、全然わからない…という友人は、『誰?それ』って感じ。うむ。
ハーメル監督の作品には、「卵の番人」(95)「キッチン・ストーリー」(03)「酔いどれ詩人になるまえに」(05)があり、すべて脚本も書いています。マット・ディロン主演の初英語版映画「酔いどれ詩人になるまえに」の原作は、チャールズ・ブコウスキー著『勝手に生きろ!』でしたね。
ノルウェー映画のイメージというと、アクションやバイオレンスとは無縁ののんびりした人たちが登場人物…って感じかな。冬は雪が深そうで、寒そう。でも最新作では、人間の温かさをじわっ~と感じさせてくれます。
「ホルテンさんのはじめての冒険」(07)が、それ。本国では2007年のクリスマスシーズンに公開され、2008年のアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた、ヒット作なんです。
オッド・ホルテン(ボード・オーヴェ)さんは、ノルウェー鉄道にお勤めのベテラン運転手。ホルテンさんの毎日は、いたって規則正しいんです。毎日同じ時刻にお弁当を作り、ポットにコーヒーを入れ、飼っている小鳥にお水をあげ、布をかけてお出かけ。仕事も運転手なので、規則正しいの当たり前。
そんなホルテンさんも現在67歳。定年を明日に控えた夜、送別会で勤続40年の表彰を受け、明日のために早々に帰宅。ところがこの時から、ホルテンさんの人生は大混乱に陥るのでした…。
退職の日に運転する列車に乗り遅れ、さらにサウナの後に赤いハイヒールを履く羽目になり、滑走路の真中でパイプを燻らせ、いつの間にか“目隠しドライブ”する男の車に同乗していたり…。
寡黙で生真面目な主人公を演じるボード・オーヴェは、1936年ノルウェー生まれ。ラース・フォン・トリアー監督の「ヨーロッパ」(91)や「デュカネ 小さな潜水夫」(00)に出演。トリアー監督のTVM「キングダム」(94)「キングダムⅡ」(97)で病理学者ボンド医師を演じているそうです。そうか…。
いろいろな予期せぬ出来事に巻き込まれ、風変わりな人と出会い、人生はじめての冒険をすることになるホルテンさん。犬のモリーも気になります。
ハーメル監督の作品には、「卵の番人」(95)「キッチン・ストーリー」(03)「酔いどれ詩人になるまえに」(05)があり、すべて脚本も書いています。マット・ディロン主演の初英語版映画「酔いどれ詩人になるまえに」の原作は、チャールズ・ブコウスキー著『勝手に生きろ!』でしたね。
ノルウェー映画のイメージというと、アクションやバイオレンスとは無縁ののんびりした人たちが登場人物…って感じかな。冬は雪が深そうで、寒そう。でも最新作では、人間の温かさをじわっ~と感じさせてくれます。
「ホルテンさんのはじめての冒険」(07)が、それ。本国では2007年のクリスマスシーズンに公開され、2008年のアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた、ヒット作なんです。
オッド・ホルテン(ボード・オーヴェ)さんは、ノルウェー鉄道にお勤めのベテラン運転手。ホルテンさんの毎日は、いたって規則正しいんです。毎日同じ時刻にお弁当を作り、ポットにコーヒーを入れ、飼っている小鳥にお水をあげ、布をかけてお出かけ。仕事も運転手なので、規則正しいの当たり前。
そんなホルテンさんも現在67歳。定年を明日に控えた夜、送別会で勤続40年の表彰を受け、明日のために早々に帰宅。ところがこの時から、ホルテンさんの人生は大混乱に陥るのでした…。
退職の日に運転する列車に乗り遅れ、さらにサウナの後に赤いハイヒールを履く羽目になり、滑走路の真中でパイプを燻らせ、いつの間にか“目隠しドライブ”する男の車に同乗していたり…。
寡黙で生真面目な主人公を演じるボード・オーヴェは、1936年ノルウェー生まれ。ラース・フォン・トリアー監督の「ヨーロッパ」(91)や「デュカネ 小さな潜水夫」(00)に出演。トリアー監督のTVM「キングダム」(94)「キングダムⅡ」(97)で病理学者ボンド医師を演じているそうです。そうか…。
いろいろな予期せぬ出来事に巻き込まれ、風変わりな人と出会い、人生はじめての冒険をすることになるホルテンさん。犬のモリーも気になります。