「パトリオット・ゲーム」(92)「今そこにある危機」(94)「ボーン・コレクター」(99)「輝く夜明けに向かって」(06)と、社会派映画の監督フィリップ・ノイス。オーストラリア人の監督が、02年に製作・監督したのが「裸足の1500マイル」(02)。見ました?
1931年の西オーストラリアを舞台に、政府の政策によって母親と引き離されてしまったアボリジニの少女。14歳と8歳の姉妹と10歳の従姉妹。3人は強制収容施設に隔離されます。
やがて、母に会いたいがために施設を脱出。1500マイル(2400キロ)の道のりを、90日間歩き続けたという実話の映画化でした。この物語もすごかったですが、ミーシャ・デフォンスカ原作『少女ミーシャの旅』も、かなりすごい。
「女優マルキーズ」(97)の監督、ヴェラ・ベルモンの最新作「ミーシャ ホロコーストと白い狼」(07)。タイトルで分かるように、時代は第2次世界大戦下の1942年。ナチス占領下のベルギー、ブリュッセルが舞台。
8歳の少女ミーシャ(マチルド・ゴファール)は、両親と共にユダヤ人ということを隠し、屋根裏部屋に隠れ住んでいました。ある日、ミーシャが学校に行っている間に一斉検挙がはじまり、両親は連行されてしまいます。難を逃れたミーシャは、協力者の手で郊外のベルギー人の子として、育てられます。
どうしても両親に会いたいミーシャ。両親は東に連れて行かれたという情報を聞いたミーシャは、小さなコンパスを手に入れ、旅に出ます。たった1人で、ドイツ、ポーランド、そしてウクライナへ。
3000マイルに及ぶ過酷な旅。冬の山の中、寒さと飢えをどうやって凌いだのか?ホロコースト(ナチスによるユダヤ人大虐殺)を逃れ、生き延びるために森の中で狼の群れに入り込む、幼いミーシャ。
驚くべきは、ミーシャの旅は3年もかかったのです。す、すごい…。映画初出演のマチルドが、どうやって凄まじいサバイバルシーンを演じたのか?予告編だけでも、興味津津。そして映画で重要な役割を果たすのが、白い狼たち。実際は灰色狼ですが…。
主役の3頭を演じるのは、ママ・リタ役のモアラ(白い毛の雌)、パパ・イタ役のマコ(黒毛の雄)、月光役のパトー(赤毛の雄)。そして代役を含めた、約15頭。「ディファイアンス」(08)とは、違う感動が待っています。はい。
1931年の西オーストラリアを舞台に、政府の政策によって母親と引き離されてしまったアボリジニの少女。14歳と8歳の姉妹と10歳の従姉妹。3人は強制収容施設に隔離されます。
やがて、母に会いたいがために施設を脱出。1500マイル(2400キロ)の道のりを、90日間歩き続けたという実話の映画化でした。この物語もすごかったですが、ミーシャ・デフォンスカ原作『少女ミーシャの旅』も、かなりすごい。
「女優マルキーズ」(97)の監督、ヴェラ・ベルモンの最新作「ミーシャ ホロコーストと白い狼」(07)。タイトルで分かるように、時代は第2次世界大戦下の1942年。ナチス占領下のベルギー、ブリュッセルが舞台。
8歳の少女ミーシャ(マチルド・ゴファール)は、両親と共にユダヤ人ということを隠し、屋根裏部屋に隠れ住んでいました。ある日、ミーシャが学校に行っている間に一斉検挙がはじまり、両親は連行されてしまいます。難を逃れたミーシャは、協力者の手で郊外のベルギー人の子として、育てられます。
どうしても両親に会いたいミーシャ。両親は東に連れて行かれたという情報を聞いたミーシャは、小さなコンパスを手に入れ、旅に出ます。たった1人で、ドイツ、ポーランド、そしてウクライナへ。
3000マイルに及ぶ過酷な旅。冬の山の中、寒さと飢えをどうやって凌いだのか?ホロコースト(ナチスによるユダヤ人大虐殺)を逃れ、生き延びるために森の中で狼の群れに入り込む、幼いミーシャ。
驚くべきは、ミーシャの旅は3年もかかったのです。す、すごい…。映画初出演のマチルドが、どうやって凄まじいサバイバルシーンを演じたのか?予告編だけでも、興味津津。そして映画で重要な役割を果たすのが、白い狼たち。実際は灰色狼ですが…。
主役の3頭を演じるのは、ママ・リタ役のモアラ(白い毛の雌)、パパ・イタ役のマコ(黒毛の雄)、月光役のパトー(赤毛の雄)。そして代役を含めた、約15頭。「ディファイアンス」(08)とは、違う感動が待っています。はい。