だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ホームレスのナサニエル

2009-04-28 21:27:08 | 映画
映画監督ロバート・ダウニーの息子、ロバート・ダウニー・Jr。最近の活躍ぶりは、ファンとしてもうれしい限り。ところで親子共作の「ヒューゴ・プール」(96)、DVD化を待ち望んでいます。はい。

ロバート・ダウニー・Jrは、1965年4月4日NY生まれ。「ゾディアック」「毛皮のエロス」(08)アニメ「スキャナー・ダークリー」(06)「アイアンマン」(08)のトニー・スタークは、超当たり役。「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」(08)では、「チャーリー」(92)以来のアカデミー賞助演男優賞ノミネート。

「チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室」(08)の校長役も、彼らしいキャラ作りで楽しめました。「プライドと偏見」(05)「つぐない」(07)に続くジョー・ライト監督の最新作が、「路上のソリスト」(09)です。

スティーヴ・ロペス(ロバート・ダウニー・Jr)は、LAタイムズの記者。彼の書くコラムは人気があるのに、私生活で同僚のメアリー・ウェストン(キャサリン・キーナー)との結婚が破綻してからは、仕事への情熱を失いかけていました。

そんな時、ロスの公園でみすぼらしい身なりの1人の男と出会います。男の名は、ナサニエル・エアーズ(ジェイミー・フォックス)。2本しか弦のないヴァイオリンを弾くホームレス。その見事な音色に魅せられたスティーブは、彼と話し始めます。

“ベートーヴェンを敬愛していること” “ジュリアード音楽院にいたこと”などを語るナサニエル。これこそ求めていたストーリーだとばかりに、スティーブは興味を抱きます。さっそく取材開始。ナサニエルの姉ジェニファー(リサゲイ・ハミルトン)に辿り着いたスティーブは、彼がかつてチェロを弾いていたことを知ります。

なぜ、ナサニエルはホームレスとなったしまったのか?なぜ、名門ジュリアード音楽院をやめてしまったのか?そしてすべて失った彼が、なぜ音楽だけは捨てなかったのか?

映画の元になったのは、本当のお話。2005年4月17日からはじまったホームレスのヴァイオリニストのコラム。そして2008年1冊の本に…。映画の中で聞くことができる楽曲は、ベートーヴェンの交響楽第3番「英雄」や「ピアノとチェロのためのソナタ第4番ハ長調」などなど。

「レイ」(04)でアカデミー賞主演男優賞受賞のジェイミー・フォックスの演技も、見逃せまんね!見ます。
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