私は、絵画を中心に美術展を見に行くのが大好き。実際に海外に行ったこともありますが、それはほんのわずか。オランダやスペイン、イタリアなど憧れの美術館は、た~くさん。実はフランスもまだなんです。
“ルーヴル美術館” “オランジュリー美術館” “ポンピドゥー・センター” “マルモッタン美術館”、そして“オルセー美術館”。ここは、1900年に開催されたパリ万博に合わせて建築された、駅舎兼ホテルでした。美術館となったのは1986年。印象派やポスト印象派のコレクションが有名。
このオルセー美術館開館20周年記念の企画として製作された映画。それが、「夏時間の庭」(08)です。監督は、「ランデヴー」(85)「溺れゆく女」(98)などの脚本家、オリヴィエ・アサイヤス。(ちなみに、監督作「イルマ・ヴェップ」(96)の主演マギー・チャンは元妻)
パリ郊外の小さな町ヴァルモンドワ。画家だった大叔父ポール・ベルティエが生前使っていたアトリエ。ここに1人で住む母エレーヌ(エディット・スコブ)の誕生日を祝うため、3人の子供とその家族が集まります。
経済学者の長男フレデリック(シャルル・ベルリング)、デザイナーの長女アドリエンヌ(ジュリエット・ビノシュ)、中国で仕事をしている次男ジェレミー(ジェレミー・レニエ)の3人が、集まるのも久々のこと。
夏の陽光差し込むその庭の美しさ。小鳥のさえずりや花の香り。子供たちのはしゃぐ声。そんな自然に囲まれた広大な庭で、エレーヌは家の中の美術品のことを心配していました。エレーヌは、自分の死後の準備をはじめていたのです。
家と美術品を売って欲しいという母の願いを、長男のフレデリックは拒否します。なにも売らずに子供たちが引き継ぐと。それから1年後、エレーヌの突然の死。葬儀の後、3兄妹は母の遺産と膨大な美術品を前にします。果たして、兄妹の出した選択とは…。
映画に登場する、オディロン・ルドンやカミーユ・コローの絵、ブラックモンの花器、ルイ・マジョレルやヨーゼフ・ホフマンの家具、エドガー・ドガの彫刻などの美術品の数々は、すべてオルセー美術館や個人のコレクションから貸し出されたもの。
映画のロケ地は、パリ郊外のイル・ド・フランスの町。印象派の画家が愛したこの地で、描かれる3世代に渡る家族の物語。とにかく美しい自然と素敵なストーリーを楽しみましょう!
“ルーヴル美術館” “オランジュリー美術館” “ポンピドゥー・センター” “マルモッタン美術館”、そして“オルセー美術館”。ここは、1900年に開催されたパリ万博に合わせて建築された、駅舎兼ホテルでした。美術館となったのは1986年。印象派やポスト印象派のコレクションが有名。
このオルセー美術館開館20周年記念の企画として製作された映画。それが、「夏時間の庭」(08)です。監督は、「ランデヴー」(85)「溺れゆく女」(98)などの脚本家、オリヴィエ・アサイヤス。(ちなみに、監督作「イルマ・ヴェップ」(96)の主演マギー・チャンは元妻)
パリ郊外の小さな町ヴァルモンドワ。画家だった大叔父ポール・ベルティエが生前使っていたアトリエ。ここに1人で住む母エレーヌ(エディット・スコブ)の誕生日を祝うため、3人の子供とその家族が集まります。
経済学者の長男フレデリック(シャルル・ベルリング)、デザイナーの長女アドリエンヌ(ジュリエット・ビノシュ)、中国で仕事をしている次男ジェレミー(ジェレミー・レニエ)の3人が、集まるのも久々のこと。
夏の陽光差し込むその庭の美しさ。小鳥のさえずりや花の香り。子供たちのはしゃぐ声。そんな自然に囲まれた広大な庭で、エレーヌは家の中の美術品のことを心配していました。エレーヌは、自分の死後の準備をはじめていたのです。
家と美術品を売って欲しいという母の願いを、長男のフレデリックは拒否します。なにも売らずに子供たちが引き継ぐと。それから1年後、エレーヌの突然の死。葬儀の後、3兄妹は母の遺産と膨大な美術品を前にします。果たして、兄妹の出した選択とは…。
映画に登場する、オディロン・ルドンやカミーユ・コローの絵、ブラックモンの花器、ルイ・マジョレルやヨーゼフ・ホフマンの家具、エドガー・ドガの彫刻などの美術品の数々は、すべてオルセー美術館や個人のコレクションから貸し出されたもの。
映画のロケ地は、パリ郊外のイル・ド・フランスの町。印象派の画家が愛したこの地で、描かれる3世代に渡る家族の物語。とにかく美しい自然と素敵なストーリーを楽しみましょう!