だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ヴァンパイア修業中!

2010-01-15 21:55:59 | 映画
神と人間のハーフの次は、ヴァンパイアとのハーフの物語。といっても「ブレイド」(98)ではありません。イギリス人作家ダレン・シャン(1972年7月2日生まれ)が書いたファンタジー小説の映画化、「ダレン・シャン」(09)です。

自分の名前を主人公にしたのは、いとこのために面白半分で書いたものだったからとか。ところが出版社に認められ、全12巻+外伝と長編になったそう。日本でも小説とコミックの売上げが640万部以上。知らなかった…。

平凡な家庭に生まれ育ったダレン・シャン(クリス・マッソグリア)は、16歳の高校生。成績優秀で女の子にもモテモテ、ある日友人スティーブ(ジョシュ・ハッチャーソン)と、“奇怪なサーカス/シルク・ド・フリーク”に出かけます。

そこは、想像を超えた不思議な世界。ヒゲ女:マダム・トラスカ(サルマ・ハエック)、ヘビ人間:エブラ、肋骨男:アレクサンダー・ギブス、胃袋が2つある男:ラムス・ツーベリーズ、体を再生できる女:コーマ・リムズ

身長2m以上の団長:ミスター・トール(渡辺謙)。蜘蛛オタクのダレンは、世界一美しい巨大な毒蜘蛛マダム・オクタに心を奪われてしまいます。一方スティーブは、蜘蛛を操る男:ラーテン・クレブスリー(ジョン・C・ライリー)に興味津津。

ショーの翌日、ダレンは楽屋からマダム・オクタを盗んでしまいます。しかしスティーブが蜘蛛に噛まれ、昏睡状態に。親友を救うため、ダレンは解毒剤を持っているクレブスリーとある取引をします。それは…ハーフ・ヴァンパイアとなること。

つまり、家族や親友たちとの永遠の別れを意味します。しかし、彼の弟子となってサーカスで働くことは、とっても刺激的。雑用をこなしながら、ヴァンパイア修業をするダレン。果たして、彼の将来に待ち受けるものとは?

単なるヴァンパイア物ではなく、普通の生活からハーフ・ヴァンパイアとなった少年の成長と冒険の物語。新しい世界での驚くべき人たちとの交流、そしてアクション!ヴァンパイア対バンパニーズの因縁の抗争とは?

監督・脚本は、「アバウト・ア・ボーイ」(02)の監督や「ライラの冒険 黄金の羅針盤」(07)の製作総指揮のポール・ワイツ。彼は、「ニュームーン/トワイライト・サーガ」(09)の監督クリス・ワイツの弟。「ライラの冒険」の監督ですね。

出演者には、ウィレム・デフォーも。渡辺謙は、ハリウッド5作目。ぜひ見ましょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする