だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ニック、復活した?

2010-01-27 22:33:01 | 映画
ドイツのミュンヘン出身のヴェルナー・ヘルツォーク監督は、同じくドイツの怪優クラウス・キンスキー(出身はポーランドのダンツィヒ)とのコラボ作品が有名。「アギーレ/神の怒り」(72)「ヴォイツェク」「ノスフェラトゥ」(78)

「フィツカラルド」(82)「コブラ・ヴェルデ」(88)「キンスキー、我が最愛の敵」(89)。しかし、かなりコアなファンでないとこの辺の映画は見ていないかも。私もです。私が見た監督作品は、「神に選ばれし無敵の男」(01)だけ。

でもこれは見る予定。その映画は、「バット・ルーテンナント」(09)。そう!アベル・フェラーラ監督・脚本、ハーヴェイ・カイテル主演「バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト」(92)のリメイクなんです。

“ルテナン(Lieutenant)”は、軍の階級の他、警察では“警部補”を指します。オリジナルでは、その内容と「レザボアドッグス」(91)に続くカイテルの怪演で超話題。さらにインディペンデント・スピリット賞で、主演男優賞を受賞。

NYから、ハリケーン・カトリーナ上陸直後のニューオリンズに変更。巡査部長テレンス・マクドノー(ニコラス・ケイジ)は、刑務所から逃げ遅れた囚人を救出したことで表彰され、警部補に昇進。しかしテレンスの正体は…

愛人の高級娼婦フランキー(エヴァ・メンデス)とドラッグや賭博に溺れ、さらには警察が押収したドラッグを盗み出すという裏の顔を持っていました。昇進から1年後のある日、セネガルからの不法移民の家族、5人が惨殺されます。

事件を指揮することになったテレンス。裏に巨大麻薬組織が絡むこの事件で、彼は思いもかけない事態に追い込まれます。しかも、フランキーのトラブルにも巻き込まれてしまうのでした…。脚本を書いたのは、ウィリアム・フィンケルスタイン。

TVシリーズ「L.A. LAW/7人の弁護士」(86~94)「NYPDブルー」(93~05)「ブルックリン74分署」(97~98)などで活躍しています。共演にはこのところ、未公開作続きでひさびさのヴァル・キルマーも。

ちなみにヴァル・ファン。トニー・スコット監督、デンゼル・ワシントン主演「デジャヴ」(06)以来です。オリジナルで全裸になったカイテル。ニックは?それはともかく、オリジナルを超えられるか?う~む、見ましょう。
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