だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

天国はどこに?

2011-07-05 21:23:56 | 映画
新宿武蔵野館は、1920年に開館した映画館“武蔵野館”がはじまり。1928年に現在地:新宿3丁目に移転し、1968年にビルの改装と共に、7階に新宿武蔵野館としてオープンしました。

その後改装を繰り返し、1994年3階にミニシアターのシネマカリテ(1、2、3)がオープン。それからもいろいろ変更がありましたが、2003年7階は閉館し、3階は現在の新宿武蔵野館1、2、3となったのでした。

武蔵野館1は、TOHOシネマズみゆき座系の作品を上映しているそうな。武蔵野館2・3はTOHOシネマズシャンテを中心にミニシアター向きの作品を上映しているそうです。なるほどねぇ~。そうなんだぁ。

昨年2010年、開館90周年記念作品として上映された、ロバート・アルトマン監督、バッド・コート主演「バード★シット」(70)とハル・アシュビー監督、バッド・コート主演「ハロルドとモード」(71)。

これ、“ZIGGY FILMS’70s/70年代アメリカ映画伝説”の第1弾だったのですよね。そして今年、その第2弾が公開です。1作目は、「ナッシュビル」(75)。2作目が「天国の日々」(78)です。

「天国の日々」は、テレンス・マリックが脚本、監督した作品。若き日のリチャード・ギア、ブルック・アダムス、サム・シェパードが出演し、そのキラキラした美しさには目を奪われます。ギアさま、黒髪ですもん!

舞台は、今世紀初頭のアメリカ中西部の農場。収穫のために雇われた兄妹と兄の恋人、農場主が繰り広げる愛と憎しみの物語で、妹のナレーションではじまります。時代は、第1次世界大戦が始まって間もない頃。

シカゴから放浪の旅に出たビリー(リチャード・ギア)と、妹リンダ(リンダ・マンズ)、そしてビリーの恋人アビー(ブルック・アダムズ)。3人はテキサスの農場で麦刈り人夫の職につくのでした。

若き農場主チャック(サム・シェパード)はアビーを見初め、求婚します。偶然、彼が病気で命が長くない事を知ったビリーは、楽な生活をしたくてアビーに形だけの結婚をするよう勧めるのでした…。

テレンス・マリックは、「地獄の逃避行」(73未)で監督デビュー。「シン・レッド・ライン」(96)「ニュー・ワールド」(05)と作品数が少ない監督としても有名。未見の方は、ぜひ!
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