だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

パスタは、お好き?

2011-07-11 21:42:23 | 映画
パスタ料理はお好きですか?ボロネーゼ、ポモドーロ、ペペロンチーノ、アッラビアータ、ペスカトーレ、ボンゴレ・ロッソ、カルボナーラ、ジェノベーゼ、ボンゴレ・ビアンコ、ナポリタン、あとイカ墨、和風、おろしなど

まだまだあると思うのですが、とりあえず思い浮かぶのを。私はボロネーゼこと、ミートソースが1番好き。シンプル・イズ・ベストです。簡単だし。日本独自のナポリタンだと、やや柔らかめ。トマトケチャップだし。

でも人気は、“アルデンテ”ですね。『歯に…』という意味があり、歯応えのある茹で上がりを指しますね。麺が完全に茹で上がらず、中心に髪の毛の細さ程度の芯を残して茹で上がることを言うんだとか。

イタリア映画「あしたのパスタはアルデンテ」(10)の監督、脚本はフェルザン・オズペテク。 保守的な価値観が残る町、南イタリアのレッツェ。老舗パスタ会社社長の息子トンマーゾ(リッカルド・スカマルチョ)。

彼はローマに住む作家志望の青年。家族には経営学部と偽り、実は文学部を卒業し、小説を執筆していたのです。兄アントニオ(アレッサンドロ・プレツィオージ)の新社長就任が決まり、久々に帰郷します。

家族がそろう食事会で、トンマーゾは自分の秘密を告白することを決意していました。兄アントニオに、『小説家になること』そして『自分がゲイであること』を予告したトンマーゾ。そして食事会が…

ディナーの席でまさに告白しようとしたその時、なんとアントニオが先に告白してしまったのです!『僕はゲイです』と。父ヴィンチェンツォ(エンニオ・ファンタスティキーニ)は、怒りのあまり兄を勘当!

しかも卒倒してしまうありさま…。トンマーゾは自分の告白もできず、ローマに帰ることもできなくなり、さらに共同経営者の娘アルバ(ニコール・グリマウド)とパスタ工場を任される羽目になってしまうのです。

果たして、トンマーゾの未来はどうなるのでしょう?兄弟共にゲイだなんて、どうなる老舗パスタ会社の運命?監督も出演者も、馴染みのない面々ですが、ストーリーは思いっきり“好み”。うふふ。

フランスお得意の家族映画と違い、とにかく明るい!映画を見た日のランチは、ボロネーゼにします。はい。
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