だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

地球上のすべての生き物たち

2011-07-22 22:11:07 | 映画
自然界やそこに生きる動物たちを描くことにかけて、世界的に高い評価を受けている英国BBC製作のドキュメンタリー映画。「ディープ・ブルー」(03)は、アラステア・フォザーギル&アンディ・バイヤット監督作品。

撮影期間4年半。ロケ地は200ヶ所以上。フィルムの長さに至っては、なんと合計7000時間に及んだそうです。海洋ドキュメンタリーにふさわしく、深海5000メートルもの未知の世界の生物が映し出されます。

そして海の世界を紹介するナレーションは、3作目「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」(04)からアルバス・ダンブルドア校長を演じた、アイルランド・ダブリン出身のマイケル・ガンボン。

続いて、アラステア・フォザーギル&マーク・リンフィールド監督の「アース」(07)。こちらはテーマを地球に広げ、大自然の驚異を捉えたネイチャー・ドキュメンタリー映画。5年もの歳月と莫大な予算を投じたそう。

この作品のナレーションは、「X-メン」(00)シリーズのプロフェッサーXを演じた、イギリス・ヨークシャー出身のパトリック・スチュワート。日本語版ナレーションは、渡辺謙が担当しました。

最新作が、「ライフ ‐いのちをつなぐ物語-」(11)です。地球上に住む全ての“いのち”の営みを描く本作の監督は、マイケル・ガントン&マーサ・ホームズ。ナレーションは、ダニエル・クレイグ。

製作費35億円、撮影日数3000日!これまでの最高峰の撮影技術で、生物たちの目線で撮影された映像は目を見張るばかり。今まで見たこともない生物たちの驚異的なその姿と行動力。圧倒されます。

石を使ってヤシの実を割るフサオマキザル。毒を持つ生物の中で一番大きなコモドオオトカゲ。ハエを捕食するハエジゴクのからくり。ダーウィンの時代から176年生きたガラパゴスゾウガメのハリエット(1830~2006)

20トンを超える巨大なザトウクジラの大きな赤ちゃん。人間と同じ重さの脳を持つバンドウイルカ。3つの心臓を持つタコ。サルから進化したという人間。ではなぜ現在のサルは人へと進化しないのか?う~む。

知っているいるようで、何も知らない地球上の生物たち。生きることってなんなのか、改めて考えるきっかけになるかもしれません。日本語版ナレーションは、松本幸四郎と松たか子。お勧めです。
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