ジョン・フランケンハイマー監督は、「明日なき十代」(60)「終身犯」(61)「五月の七日間」(63)「大列車作戦」(64)「さすらいの大空」(69)でバート・ランカスターと組んでいます。ちょっと古いけどわかります?
「大列車作戦」は、ポール・スコフィールド、ジャンヌ・モロー、ミシェル・シモン共演の第2次世界大戦を舞台にした戦争アクション映画。敗戦間近のナチスドイツ軍は、軍事費調達のためにパリで美術品を強奪。
ランカスターはフランス国有鉄道の操車係長役で、仲間とあれやこれやの手を使い列車に積まれた美術品の輸送を阻止するために奮闘。彼らレジスタンスの実話を描いています。とにかくハラハラドキドキの痛快作でした。
未見の方には、お勧め。なぜこの作品を思い出したかというと、ヴォルフガング・ムルンベルガー監督の「ミケランジェロの暗号」(10)のことを知り、ナチスと美術品というキーワードが一致したから。
といってもまったく違う作品。気分新たに映画を楽しみましょう!1938年、オーストリア・ウィーン。ユダヤ人画商カウフマン一家が所有するミケランジェロの名画。それは400年前、ヴァチカンから盗まれたと言われていました。
ムッソリーニも欲しがる国宝級の絵画。画廊主催のパーティーの後、一家の息子ヴィクトル・カウフマン(モーリッツ・ブライブトロイ)は、使用人の息子で親友のルディ・スメカル(ゲオルク・フリードリヒ)に絵のことを聞かれます。
つい絵の在り処を教えてしまうヴイクトルでしたが、ナチスに傾倒するルディはそれを密告。軍での昇進を願うルディに裏切られ、カウフマン一家は絵を奪われた上、収容所に送られてしまうのでした。
やがてその絵が贋作であることが判明。すべてを知る父親は収容所で死亡していました。残された謎のメッセージを息子に残して…。残された母ハンナ・カウフマン(マルト・ケラー)を救うため、ヴィクトルは何をするのか?
アカデミー賞外国語映画賞を受賞した「ヒトラーの贋札」(07)のスタッフが制作した本作も、迫害されたユダヤ人のナチスとの命がけの駆け引きを描いています。こちらも美術品を略奪された史実を元にしているんですね。
マルト・ケラーは、「パーマーの危機脱出」(66)で映画デビューしたスイス出身の女優。「マラソン マン」(76)「ボビー・デアフィールド」(77)「ブラック・サンデー」(77未)などに出演。懐かしい。
「大列車作戦」は、ポール・スコフィールド、ジャンヌ・モロー、ミシェル・シモン共演の第2次世界大戦を舞台にした戦争アクション映画。敗戦間近のナチスドイツ軍は、軍事費調達のためにパリで美術品を強奪。
ランカスターはフランス国有鉄道の操車係長役で、仲間とあれやこれやの手を使い列車に積まれた美術品の輸送を阻止するために奮闘。彼らレジスタンスの実話を描いています。とにかくハラハラドキドキの痛快作でした。
未見の方には、お勧め。なぜこの作品を思い出したかというと、ヴォルフガング・ムルンベルガー監督の「ミケランジェロの暗号」(10)のことを知り、ナチスと美術品というキーワードが一致したから。
といってもまったく違う作品。気分新たに映画を楽しみましょう!1938年、オーストリア・ウィーン。ユダヤ人画商カウフマン一家が所有するミケランジェロの名画。それは400年前、ヴァチカンから盗まれたと言われていました。
ムッソリーニも欲しがる国宝級の絵画。画廊主催のパーティーの後、一家の息子ヴィクトル・カウフマン(モーリッツ・ブライブトロイ)は、使用人の息子で親友のルディ・スメカル(ゲオルク・フリードリヒ)に絵のことを聞かれます。
つい絵の在り処を教えてしまうヴイクトルでしたが、ナチスに傾倒するルディはそれを密告。軍での昇進を願うルディに裏切られ、カウフマン一家は絵を奪われた上、収容所に送られてしまうのでした。
やがてその絵が贋作であることが判明。すべてを知る父親は収容所で死亡していました。残された謎のメッセージを息子に残して…。残された母ハンナ・カウフマン(マルト・ケラー)を救うため、ヴィクトルは何をするのか?
アカデミー賞外国語映画賞を受賞した「ヒトラーの贋札」(07)のスタッフが制作した本作も、迫害されたユダヤ人のナチスとの命がけの駆け引きを描いています。こちらも美術品を略奪された史実を元にしているんですね。
マルト・ケラーは、「パーマーの危機脱出」(66)で映画デビューしたスイス出身の女優。「マラソン マン」(76)「ボビー・デアフィールド」(77)「ブラック・サンデー」(77未)などに出演。懐かしい。