だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

シダネルをご存知ですか?

2012-06-03 20:58:37 | 展覧会
絵が好きで、よく展覧会へ出かけます。特に好きなのは、バロックを代表する画家カラヴァッジョ。バロックの画家には、ベラスケスやルーベンス、レンブラント、フェルメール、カラッチなどがいます。

日本では印象派が大人気ですが、私はルネッサンス芸術やマニエリスム、バロック、古典主義、ロココ美術とかも好き。宗教画が好きというと変人に思われますが、平面的なゴシック美術でさえ、好き。

日本で開催される有名画家や美術館の展覧会に出かけるのですが、まだまだ知らない画家がいることを痛感させられます。つい最近、電車の中で見た車内広告に目を惹きつけられました。

損保ジャパン東郷青児美術館で開催されている「アンリ・ル・シダネル展」です。『アンリ・ル・シダネル?』…『誰?』って感じでした。ポスターに描かれていたのは、『青いテーブル』という作品。

屋敷の白い壁に蔓バラが絡まり、きれいに整えられた中庭には丸テーブルとイスが2つ。テーブルは青い色で塗られ、ワインやかごに入ったたくさんのフルーツが置かれています。

一見、点描のように見えて実は違います。この作品は1923年に、画家の住んでいたジェルブロワで描かれました。シダネルは、1862年インド洋のモーリシャス島ポートルイス出身。

1870年、家族と共にダンケルクへ。その後パリへ移りました。ロンドン、ニューヨーク、ヴェネツィアなどへも旅したそうです。1901年、パリ北方の小さな村ジェルブロワへと移り住みます。

シダネルが描くのは、月夜、庭のテーブル、薔薇、夕暮れなど身近な題材でした。今回の展覧会では、フランスを中心に国内外の美術館や個人所蔵家が所有するシダネルの作品、約70点が展示されています。

『帰りくる羊の群れ』(エタプル/1889年)、『朝』(モントルイユ=ベレー/1896年)、『広場』(ブリュッセル/1934年)、『離れ屋』(ジェルブロワ/1927年)、『夕暮の小卓』(ヌムール/1921年)

そしてポスターになっている『薔薇の花に覆われた家』(ヴェルサイユ/1928年)などです。シダネルは、1939年ヴェルサイユで亡くなりました。76歳でした。ぜひ見に行きましょう。
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