だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

メイドと暮らせば…

2012-06-27 21:52:19 | 映画
フランス映画のファンの方にはお馴染みの男優、ファブリス・ルキーニ。1951年11月1日フランスのパリ出身。野菜や果物を扱うイタリア移民の両親を持ち、母は彼を美容師にしたかったそうです。

本名はロベール(Robert)で、ファブリスは13歳の時パリ、マティニョン大通りのサロンへ修行に出た時の名前だとか。エリック・ロメール監督「クレールの膝」(70)で映画デビューします。

フランス映画はイマイチだったので、この頃はあまり見ていませんでした。ごめんなさい。大島渚監督、シャーロット・ランプリング主演「マックス、モン・アムール」(86)にも出ています。そうか…。

主な出演作には、「満月の夜」(84)「巴里ホテルの人々」(86)「恋愛小説ができるまで」(90)「ボーマルシェ/フィガロの誕生」(96)「バルニーのちょっとした心配事」(00)

「百貨店大百科」(92)あたりから気になり、パトリス・ルコント監督、サンドリーヌ・ボネール主演「親密すぎるうちあけ話」(04)から見始めました。この頃、ルキーニは53歳頃。いい感じ。

ローラン・ティラール監督、 ロマン・デュリス主演「モリエール 恋こそ喜劇」(07)。セドリック・クラピッシュ監督、ジュリエット・ビノシュ、ロマン・デュリス出演「PARIS(パリ)」(08)

フランソワ・オゾン監督、カトリーヌ・ドヌーヴ主演「しあわせの雨傘」(10)と連続して見てます。うむ。そして最新公開作が、「屋根裏部屋のマリアたち」(10)なんです。見ますとも。

1962年パリ。株式仲介人のジャン=ルイ・ジュベール(ルキーニ)は、完璧なゆで卵ができないメイドに悩んでいました。そこへ妻のシュザンヌ(サンドリーヌ・キベルラン)がスペイン人のメイドを雇います。

マリア(ナタリア・ベルベケ)は、ジュベール家と同じアパルトメントの屋根裏部屋で、叔母のコンセプシオン(カルメン・マウラ)や同じ故郷出身のメイドたちと暮らしていました。

スペインは軍事政権下(フランコ独裁政権)で、故郷を離れフランスで懸命に働く彼女たちに接し、ジャン=ルイは徐々に変わっていきます。明るく人生を謳歌するマリアたち。ジャン=ルイの変貌が楽しみ!
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