だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ロマンスグレイなブロスナン

2013-04-03 21:26:07 | 映画
5代目ジェームス・ボンドを卒業(?)し、フリー(?)となったピアース・ブロスナンは、1953年5月16日アイルランドのナヴァン出身。今年60歳になるのですが、とってもステキなおじさまに。

UFO -侵略-」(11)で、ご紹介したショーン・ブロスナンは、亡くなった女優で妻のカサンドラ・ハリスとの子。ブロスナンはジェームズ・ボンド役の後、次々と個性的な作品に出演。

ジョン・ブアマン監督「テイラー・オブ・パナマ」(01)では、パナマが舞台のスパイ映画。ブレット・ラトナー監督「ダイヤモンド・イン・パラダイス」(04)では、ハバナが舞台の泥棒映画。

フィリダ・ロイド監督「マンマ・ミーア!」(08)では、ギリシャのカロカイリ島が舞台のミュージカル。アレン・コールター監督「リメンバー・ミー」(10)では、NYが舞台の家族のドラマ。

ロマン・ポランスキー監督「ゴーストライター」(10)では、アメリカ東海岸の孤島が舞台のサスペンス・ミステリー。他にも多数ありますが、世界のいいとこ、行ってます。今度は、イタリア!

最新作は、「未来を生きる君たちへ」(10)のデンマークのスサンネ・ビア監督「愛さえあれば」(12)。舞台は、イタリアのソレント。ナポリ民謡“帰れソレントへ”をご存じの方も。

デンマーク。美容師のイーダ(トリーヌ・ディルホム)は、乳がん治療が一段落。ある日帰宅すると、夫ライフ(キム・ボドニア)は若い女性と浮気中。夫は家を出て行きます。

一方、娘のアストリッド(モリー・ブリキスト・エゲリンド)は、交際3ヶ月のパトリック(セバスチャン・イェセン)と彼の父親が所有するイタリア南部ソレントの別荘で、もうすぐ結婚式。

1人旅に不慣れなイーダは、空港の駐車場で車に衝突。車から降りて来たのは、パトリックの父フィリップ(ピアース・ブロスナン)だったのです。気まずい出会いの2人は、イタリアへ向かいます。

デンマークに住む英国人フィリップは、愛妻の死から未だ立ち直れずにいました。イーダとフィリップは、それぞれ問題を抱えながら徐々に惹かれ合って行くのです。果たして、この恋の行方は?
コメント (2)
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