だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

13分署の闘い

2006-02-11 22:01:25 | 映画
なかなか豪華なキャスティングなのに、いまいち華やかさが感じられない映画って、ありますよね~。映画好きなら予告編を見ただけで、そう感じてしまうことがあるはず。そうはいうものの、映画好きは見に行ってしまうのですが…。

そう感じる理由はいくつかあるのですが、一番に挙げるとすれば、キャスティングでしょうか?それともスタッフのせい?ストーリーのまずさ?それとも全部?いえ、全部なら見に行かないかも。経験ありますか?

イーサン・ホーク(「トレーニング・デイ」「ロード・オブ・ウォー」)、ローレンス・フィッシュバーン(「マトリックス」3部作)、ジョン・レグイザモ(「ロミオとジュリエット」「タブロイド」)、マリア・ベロ(「コヨーテ・アグリー」「シークレット・ウインドウ」)、ガブリエル・バーン(「ユージュアル・サスペクツ」「エンド・オブ・デイズ」)、ブライアン・デネヒー(「コクーン」「建築家の腹」)。

ねっ、豪華でしょ!かなり個性派が揃っています。なのにまったく、華やかさが感じられないのは、なぜ?たぶん、主役のイーサン・ホークのキャラクター?ファンの方に怒られそうですが、引き締まった顔や体はアスリート並み。カッコイイです。はい。私的には、ガブリエル・バーンのファン♪

今回の映画は、「アサルト13 要塞警察」。大晦日、猛烈な吹雪のデトロイト。凶悪犯ビショップ(フィッシュバーン)他3名が、護送されてきた13分署で出迎えるのは、警官のローニック(ホーク)たち数名。13分署は、老朽化で閉鎖されることになっていました。

そしてニューイヤー♪そこへ武装した謎の集団が、襲撃してきます!なに?だれ?どうして?実は、組織犯罪対策部の特殊警官たちだったのです!じゃ~、身内?分署内は数人の警官と、少量の武器のみ。武装集団とは、比較にならない状況です。

果たして、どうやって外部と連絡する?どうやって脱出する?うむ、これはハラハラドキドキもんです。それもそのはず、監督は「交渉人」の脚本家ジェームズ・デモナコ。やっぱり、見に行こうっと!
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貴方の歩いた道

2006-02-10 22:13:07 | 映画
カントリー音楽には、普段あまり馴染みがありませんが、彼のことは知っています!彼…とは、ジョニー・キャッシュ。歌声も聴いたことはあります。ま、私は映画ファンですのでジョニー・キャッシュのことも、音楽よりも映像の方で知っていた感があります。その映画とは、TV「刑事コロンボ/白鳥の歌」(73)でした。

宗教団体の宣伝担当歌手トミー(ジョニー・キャッシュ)は、歌手として独立することを願っていました。しかし、妻で教主のエドナは許してくれません。そこで移動に使うセスナで睡眠薬入りのコーヒーを飲ませ、ひとりだけパラシュートで脱出。事故に見せかけて妻を殺害します。そして、例によってコロンボの登場となるわけです。

ジョニー・キャッシュのトレードマークは、黒いシャツに黒いパンツ姿、そう、黒ずくめ!“黒服の男”とも呼ばれていました。歌声は、バリトンの唸り声のよう~♪ 歌う時もニヒルな笑顔を見せ、独自のスタイルを持っていました。クリスチャンの彼は、ゴスペルも歌っていました。

しかし麻薬中毒で更生施設に入ったり、95年には歌手には致命的な顎の骨折、心臓病、敗血症、肺炎と病歴が続きました。2000年頃には、奇跡的に復活を遂げましたが、03年9月12日、糖尿病の合併症のため呼吸不全を併発して死去。71歳でした。

その彼の人生が、映画化されました。「ウォーク・ザ・ライン」が、それ。ジョニー役のホアキン・フェニックスが主演男優賞に、後に妻になるジューン役のリース・ウィザースプーンが主演女優賞に、それぞれオスカーにノミネートされています。劇中、歌手役のふたりは吹き替えなしで、自分で歌っています!映画の評判は素晴らしく、若手でありながら演技派の主演ふたりに、期待は高まります!

監督は、「17歳のカルテ」や「アイディンティティ」のジェームス・マンゴールド。妻のヴィヴィアン役はジニファー・グッドウィン、ジョニーの父役にロバート・パトリックが出演。

ジョニー・キャッシュとは、どんな男だったのか?ホアキンと、リースの名演技を見に行きましょう!!
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ダイヤモンドは、永遠に…。

2006-02-09 21:10:19 | 映画
第6代ジェームス・ボンド役に決まった、ダニエル・クレイグ。ボンド役者初のブロンドということで、期待が高まります。最近では「Jの悲劇」「ミュンヘン」なんかに出演していますね。思えば、5代目ピアース・ブロスナンは「ダイ・アナザー・デイ」が、最後だったわけです。

ブロスナン・ファンとしては、心構えがなかったなぁ~と改めてDVDを見直しています。残念!しかし、ブロスナンはボンド役をやりながら、他の作品にも多く出ていて、ありがちな“役に固定”されることはなかったですね。さすが!というべきです。

ブロスナンのボンドは、「007/ゴールデンアイ」(95)「007/トゥモロー・ネバー・ダイ」(97)「007/ワールド・イズ・ノット・イナフ」(99)「007/ダイ・アナザー・デイ」(02)の4本。その間の映画には、「マーズ・アタック!」(96)「ダンテズ・ピーク」(97)「トーマス・クラウン・アフェアー」(99)「テイラー・オブ・パナマ」(01)などがあり。

そして最新作が、「ダイヤモンド イン パラダイス」です。ジャンルの守備範囲が広いブロスナンですが、泥棒や悪役もそのひとつ。新作も、泥棒に挑戦。しかも、今回はとてつもなくおっきなダイヤモンドを盗みます!かのナポレオンが所有し、現在残っている3つの財宝。その名は“ナポレオン・ダイヤモンド”。

ナポレオンの財宝2つを盗んだ、泥棒のマックスと恋人で相棒のローラ(サルマ・ハエック)は引退して、バハマのパラダイス・アイランドで悠々自適の休暇中!そこへ現れたのが7年間も2人を追い続けている、FBIのスタン(ウディ・ハレルソン)。彼の目的は?

ちょうど島に停泊している豪華客船に、なんと、“ナポレオン・ダイヤモンド”が展示されていたのです。最後の1つをどうやって盗むのか…?これは楽しみ~♪バハマで日焼けして、髪に少し白いものが混じって、ブロスナンは超~ス・テ・キ!(かつてのケーリー・グランド?)

50歳をとうに過ぎて、体も顔も若いまま♪でも漂う雰囲気は、ロマンス・グレー(古いなぁ~)。監督は「ラッシュ・アワー」シリーズなどのブレット・ラトナー。「ホテル・ルワンダ」のドン・チードルも、出演。キャストも魅力的。

宝石泥棒というジャンルは、いつも楽しめる映画に仕上がります。それに舞台がバハマという、これまたゴージャスな設定。単純にハラハラドキドキしながら、ロマンチックに楽しもう!さぁ~、ダイヤモンドは誰のもの?
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TOMMYが、見たい!

2006-02-08 21:51:14 | 演劇
1993年にブロードウェイに行った時、もうすぐCLOSEだというので大急ぎで見たのが、「THE WHO’S TOMMY」でした。60年代英国ロックバンドの代表“ザ・フー”、リーダーのピート・タウンゼントが発表したアルバムを元にしています。

1969年に発表され、ロックバンド初のロックオペラとして大ヒットしました。1975年には映画化され、巨匠ケン・ラッセル監督、“ザ・フー”のメンバー、ロジャー・ダルトリーがトミーを演じました。母親役は、アン・マーグレット。義父役は、オリバー・リード。うむ、濃いなぁ~。さらに、叔父役にキース・ムーン(彼もメンバー)。

他にも、ピンボールの魔術師にエルトン・ジョン!麻薬の女王にティナ・ターナー!伝道師にエリック・クラプトン!精神科医にジャック・ニコルソン!ザ・フーもザ・フーの役で出演!ケン・ラッセル監督も出演。映画は、今やカルトです!

どんな話かというと… 幼い時に戦死した父、母ノーラは再婚。ある晩、死んだはずの父親が顔にひどい火傷を負って帰ってきます。再婚相手のフランクは、驚いて父親に暴行。それを見たトミーは、両親から「何も見ていない、何も聞かなかった」ことにするよう、きつく言われます。

その後、トミーは三重苦に。いつも夢の中にいるかのトミーを心配して、母はいろいろな方法を試していきます。新興宗教、アルコール、睡眠薬…と。そして偶然、捨てられたピンボールを見つけ、ピンボールの天才として崇められる始末。トミーは巨万の富を得て、さらに精神科医の治療を受けるのですが…

とにかく、映画は最高!もちろん、舞台も最高!その舞台が日本にやって来ます!ミュージカル「TOMMY」 「TOMMY」は、1993年のトニー賞(ミュージカル部門)で最優秀演出賞、同作曲賞、舞台デザイン賞、照明デザイン賞を受賞。

“See Me、Feel Me、Touch Me、Heal Me~♪”という、歌詞が耳に残ります。ロックオペラの金字塔、最高峰、伝説の作品をこの機会にぜひ! 
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アイス・ホッケー映画です。

2006-02-05 21:14:54 | DVD
ヴィム・ヴェンダース監督の最新作「アメリカ、家族のいる風景」は、「パリ、テキサス」と同じくサム・シェパードの脚本を映画化。その記事を書いている時、思い出したのが今日の映画。

タイトルは「ミステリー、アラスカ」(99)!ほら、似てるでしょ?タイトルが…。はじめてこの作品を知った時は、案の定、アラスカで起こったミステリー(殺人事件とか、失踪とか)かと思いました。あはは!もう、察しがつくと思いますが、アラスカ州にあるミステリーという町の名前。

アラスカですから雪と氷に囲まれた小さな町で、娯楽といえば“アイスホッケー”!(他にもあるけど…)毎週土曜日には、試合が行われています。その無名チームが雑誌に取り上げられ、町は活気づきます。選手も家族も町中が、大騒ぎ!わかるなぁ~♪

そしてニューヨークのプロチームから、試合の話が転がり込みます。喜びもつかの間、メンバーはさまざまなトラブルを乗り越えて、挑戦を受けることに!チームと町の名誉をかけて!どうなる?

監督は、「オースティン・パワーズ」シリーズ(97・99・02)「ミート・ザ・ペアレンツ」シリーズ(00・04)「銀河ヒッチハイク・ガイド」(05製作)のジェイ・ローチ。すごいのは出演者の豪華なこと!主演は、チームのリーダーで保安官のジョン・ビービィに、ラッセル・クロウ。長髪で無精ひげ面でカッコイイ~!なんでもスケートをやったことのないクロウは、猛特訓。あっという間に選手役をこなす運動神経の良さ!さすがぁ~。

チームのメンバーに、ハンク・アザリア、ロン・エルダード(「ER」のシェップね)。女性陣はメアリー・マコーマック、ロリータ・ダビドビッチ。判事役にバート・レイノルズ、町長役にコルム・ミーニー(スター・トレック/ディープ・スペース・ナイン)、個性派モーリー・チェイキンも出てます。

おまけに、ホッケー試合の解説者役に“オースティン・パワーズ”マイク・マイヤーズが!ねっ、豪華でしょ?なのに、劇場未公開。ビデオ・スルー。クロウは、97年に「L.A.コンフィデンシャル」で注目されていたんですが、まだまだメジャーじゃなかったのかも。99年は「インサイダー」に出演。

「ミステリー、アラスカ」は、スポーツドラマとしても、人間ドラマとしても面白いです。また、DVD見直そう~っと。
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俳優たちのクラッシュ

2006-02-04 22:19:56 | 映画
2004年のオスカー作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞を受賞した「ミリオンダラー・ベイビー」の脚本家、ポール・ハギス。彼自身は受賞を逃しましたが、作品の評価は、この受賞の数を見ればわかること。そのポール・ハギスが初監督した作品が、「クラッシュ」です。

先日、発表になった今年のオスカーにも、作品賞、監督賞、助演男優賞でノミネートされています。ポール・ハギス… この名前は今後大注目です!

「クラッシュ」は、登場人物全員が主役で、誰もが“善”と“悪”の両面を持つ複雑なキャラクターを演じています。それだけに俳優たちは、演技力を要求され、絡み合う物語に現実味を加えなくてならないのです。

素晴らしい脚本に自ら“出たい!”と、集まった豪華なキャストたち。
LAPDの刑事グラハムに、ドン・チードル。
白人警官ライアンにマット・ディロンと、その同僚ハンセン巡査にライアン・フィリップ。
地方検事のリックにブレンダン・フレイザーと、その妻ジーンにサンドラ・ブロック。
TVディレクターのキャメロンにテレンス・ハワードと、その妻クリスティンにサンディ・ニュートン。

誰もが主役をやれるスターが、いっぱい!中でもノミネートされたマット・ディロンと、プロデューサーも兼ねたドン・チードルの評価は高く、期待も高鳴ります。

真夜中のロサンゼルス。ハイウェイの交通事故から始まる、さまざまな人物が絡み合う人間模様が描かれていきます。ハギス監督は、かつてビデオ店を出た所で銃を突きつけられ、車を盗まれた経験がありました。長年住んだロスでの出来事。恐怖に駆られたハギスは、自宅の鍵を急いで変えたそうです。

多くの人種の住むロスで、他人と関わることの恐怖。映画は、自分の決断が相手に及ぼす影響を描いています。それも善悪両面で…。“クラッシュ”とは、衝突のこと。発端の交通事故はもちろん、感情の衝突を表しています。怒り、憎しみ、哀しみ、喜び、同情… 登場人物たちの抑えた演技を堪能したいです。

私は、ブレンダン・フレイザーの大ファンで、すっかり大人になったブレンダンの演技も、楽しみにしています。サンドラの夫役、うふふ、うれしいな♪サンドラもファン。でも、ホントはこの映画の注目は、ドン・チードル。楽しみです。
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ヴェンダースのアメリカ

2006-02-03 21:27:40 | 映画
ヴィム・ヴェンダース監督は、“映像作家”と呼ばれる映画人のひとりです。決して、ハリウッド映画のようなお金をかけた超大作や、大スターが共演する娯楽映画なんかを作ったりしません。もちろん、最近の映画はお金がかかるのが当たり前ですが…。

ヴェンダース監督は、1945年8月14日ドイツのデュッセルドルフ生まれ。過去には、ニコラス・レイ監督のアシスタントを務めたこともあり、コッポラ監督に抜擢され「ハメット」(82)を監督しましたが、ハリウッド式の映画作りが合わず、失敗。「パリ、テキサス」(84)で、ロードムービーの傑作を生み出し“映像作家”と呼ばれるようになりました。

「パリ、テキサス」とは、フランスのパリとアメリカのテキサスのことではなく(映画ファンは百も承知!)テキサス州にあるパリという地名のこと。主人公のハリー・ディーン・スタントンが、失踪した妻を捜しにパリを目指す話。カンヌ国際映画祭グランプリを受賞しました。

「ベルリン/天使の詩」(87)や「愛のめぐりあい」(95)「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」(99) 「ミリオンダラー・ホテル」(00)など、数々のヒット作があり、最新作が、「アメリカ、家族のいる風景」です。

「パリ、テキサス」の脚本を書いたサム・シェパードが、再び脚本を書き主演しています。かつての西部劇スターだった男が、何もかもイヤになり30年ぶりに、故郷ネバダ州に帰ってきます。そこで母親(エヴァ・マリー・セイント)から、自分の知らない娘の存在を知らされます。連絡のあった、モンタナ州へ旅立つ男。

その町で偶然、20年前の恋人(ジェシカ・ラング)に出会い、彼女の息子(ガブリエル・マン)が男の子供だと告げられます。どうしたらよいか悩むうち、当の娘(サラ・ポーリー)も現れて…。自分の知らないうちに娘と息子がいる現実。果たして、真実なのか、自分はどうすればよいのか…。

ジェシカ・ラングとは、「女優フランシス」(82)で出逢ってからの長年のパートナーでもあり、渋く、枯れた男をイメージするサム・シェパードは、最高!他にティム・ロスも出演。こんなに豪華なキャストなのに、落ち着いた、派手さのない、人生や家族を描いた、まさに“感動作”であることは、疑いがありません。

ヴェンダース監督は、この作品の後、アメリカから故国ドイツに戻りました。長年住んだアメリカに捧げる、アメリカ映画。ヴェンダースのアメリカを見に行きましょう!
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幸運を!!

2006-02-02 21:06:42 | 映画
昨日は、オスカーノミネートの記事を書きましたが、その関連を。「ER」のロス先生ことジョージ・クルーニーは、TVから映画の世界での活躍が始まりました。クルーニーの才能は、人間としての人気(彼の周りには、自然と仲間が集まり、誰からも好かれるそう)はもちろん、映画人としての才能も花開きました。

「コンフェッション」(02)で、映画初監督。これが大評判。日本でも70年代に放送されていたTV番組「ゴング・ショー」などで有名な、プロデューサーのチャック・バリスの実生活を描いていました。面白かったぁ~。ホントは「FAIL SAFE/未知への飛行」(00)というTVMがあり、こちらが先なんですがこれがまたモノクロの緊迫した戦争映画で、素晴らしかった~!

つまり監督としての才能は、“ロス先生”をやめて始まったんですね。おめでとう~!出演作では、コーエン兄弟やスティーヴン・ソダーバーグ監督とのコラボもあって、ファンとしても楽しみが増えました。

そして今年のオスカーにノミネートされた「グッドナイト&グッドラック」も、大期待!公開は5月ですが、今から待ち遠しいですね~!1953年の“赤狩り”の時代、TV局に勤めるジャーナリストのエド・マロー。自由に報道することができないその環境で、ジャーナリストの使命を貫くため、真実のみを報道することを決意するのでした!タイトルは、彼の番組の閉めの“決めゼリフ”。

クルーニーもファンなんですが、実は主演のデヴィッド・ストラザーンの大ファンで、彼のことを紹介したくて書いてます。うふふ…、名前を聞いても「誰?」って感じだと思います。もし、すぐに顔や出演作品がうかぶ方は、趣味が同じ♪

1946年1月26日サンフランシスコ生まれ。ボストンで心理学を学び、リングリング・ブラザース道化師学校を卒業するという変わった経歴の持ち主。1980年の「セコーカス・セブン」でデビュー以来、39本もの映画に出演。脇役が多いのですが、それも犯人役、暴力夫、殺されちゃう役などが主。

「エイトメン・アウト」(88未)の八百長野球選手、「ニッキーとジーノ」(88未)の暴力男、「スニーカーズ」(92)の警備システムの不備を証明するハイテク集団での盲目のメンバー、「激流」(94)のメリル・ストリープの夫、「黙秘」(95)の暴力夫、「サイモン・バーチ」(98)の神父、「マップ・オブ・ザ・ワールド」(99)のシガニー・ウィーバーの夫役などなど、多彩。

そして「グッドナイト・グッドラック」では、主役のエド・マローを演じます♪主役だ!しかも、とうとうアカデミー賞主演男優賞にノミネートされました。キャア~。これもクルーニーのおかげ(!?)すらっと痩せ型の長身のストラザーンが、ようやくメジャーになる。うれしいやら、さみしいやら…。複雑。でも、がんばって取って欲しいです、オスカー像を。
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ロス先生、がんばれ!

2006-02-01 17:05:26 | 映画
昨日1月31日、待望の第78回アカデミー賞のノミネート作品が発表されました!授賞式は3月5日(日本時間は6日)。全世界にTV中継されますが、日本ではWOWOWが、恒例の独占放送。楽しみですね!

それでは、主なノミネート作品をご紹介。
≪作品賞≫
「Brokeback Mountain/ブロークバック・マウンテン」
「Capote/カポーティ」
「Crash/クラッシュ」
「Good Night, and Good Luck/グッドナイト&グッドラック」
「Munich/ミュンヘン」
≪主演男優賞≫
フィリップ シーモア・ホフマン「Capote/カポーティ」
テレンス・ハワード「Hustle & Flow」
ヒース・レジャー「Brokeback Mountain/ブロークバック・マウンテン」
ホアキン・フェニックス「Walk the Line/ウォーク・ザ・ライン 君につづく道」
デヴィッド・ストラザーン「Good Night, and Good Luck/グッドナイト&グッドラック」
≪主演女優賞≫
ジュディ・デンチ「Mrs. Henderson Presents/ミセス・ヘンダーソン・プレゼンツ」
フェリシティ・ハフマン「Transamerica/トランスアメリカ」
キーラ・ナイトレイ「Pride and Prejudice/プライドと偏見」
シャーリーズ・セロン「North Country/スタンドアップ」
リース・ウィザースプーン「Walk the Line/ウォーク・ザ・ライン 君につづく道」
≪助演男優賞≫
ジョージ・クルーニー「Syriana/シリアナ」
マット・ディロン「Crash/クラッシュ」
ポール・ジアマッティ「Cinderella Man/シンデレラマン」
ジェイク・ギレンホール「Brokeback Mountain/ブロークバック・マウンテン」
ウィリアム・ハート「History of Violence/ヒストリー・オブ・バイオレンス」
≪助演女優賞≫
エイミー・アダムス「Junebug」
キャサリン・キーナー「Capote/カポーティ」
フランシス・マクドーマンド「North Country/スタンドアップ」
レイチェル・ワイズ「The Constant Gardener/ナイロビの蜂」
ミシェル・ウィリアムス「Brokeback Mountain/ブロークバック・マウンテン」
≪監督賞≫
アン・リー「Brokeback Mountain/ブロークバック・マウンテン」
ベネット・ミラー「Capote/カポーティ」
ポール・ハギス「Crash/クラッシュ」
ジョージ・クルーニー「Good Night, and Good Luck/グッドナイト&グッドラック」
スティーヴン・スピルバーグ「Munich/ミュンヘン」

うぅ~、素晴らしい!結果が待ち遠しいですね。でも予想するのも楽しい!
「ブロークバック・マウンテン」は、ゲイを描いた作品。「カポーティ」は、作家のトルーマン・カポーティの伝記。「クラッシュ」は、ある交通事故から、それに関わる人物模様を描いています。「グッドナイト&グッドラック」は、実在のニュース・キャスター、エド・マローの物語。「ミュンヘン」は、ブログを参考に。

それにしても、作品・主演男優・助演男優(自ら)・監督とノミネートのジョージ・クルーニーって、すご過ぎ!全部、取れるかな?
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