だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

チキンナゲットに要注意!

2016-01-04 20:40:56 | 映画
今年も、ゾンビ映画は絶好調です。ゾンビ映画が“流行ると、ナントカ”ってないんでしょうか?聞いたことないですが…。シュワちゃんが、ゾンビ化する娘を守るという…

ヘンリー・ホブソン監督「マギー」(15)も、ジャンルはゾンビ映画。といっても、ホラーはもちろんドラマチックな作品もあれば、コメディもあります。今回は、コメディの方。

「ソウ」(04~10)シリーズの製作、監督、出演のリー・ワネルと、TV「glee」(09~14)の企画、製作、監督のイアン・ブレナンが、がっつり組んで、ゾンビ映画を作っちゃいました。

ジョナサン・ミロ&キャリー・マーニオン監督「ゾンビスクール!」(14)です。小説家を目指し、NYへ出ていたクリント・ハドソン(イライジャ・ウッド)は、夢破れ故郷へ帰って来ます。

そこで母校の小学校で、臨時職員として働き始めます。ところが初日から、生徒からナメられるクリント。しかも同僚の教師たちはクセモノ揃いで、クリントは早くも自信喪失。

ようやく賑やかな給食タイムが始まりました。生徒たちは、大好きなチキンナゲットを頬張ります。ところが午後の授業中、1人の女子生徒が突如、ゾンビと化してしまうのです!

彼女に襲われた周りの生徒たちも、あっという間にゾンビ化し、しまいには学校中の生徒たちがゾンビに!クリントたち教員は、すぐさま学校を封鎖。さぁ~、学校はとんでもないことに。

キッズゾンビと教師たちの壮絶なバトルの結果は、果たして?共演はレイン・ウィルソン、アリソン・ピル、ジャック・マクブレイヤー、イアン・ブレナン、そしてリー・ワネル。

それにしても主演のイライジャ・ウッドは、子役としてスタートし、ピーター・ジャクソン監督「ロード・オブ・ザ・リング」(01~03)3部作で、主役フロド・バギンズのイメージが…

強いですが、もうすぐ(1981年1月28日に)35歳。「マニアック」(12)「スティーラーズ」(13)「ブラック・ハッカー」(14)とかもある、イライシャ。見守りましょ。
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女性建築家を応援しましょ!

2016-01-03 21:19:05 | 映画
イタリアには行ったことがありませんが、世界遺産の宝庫。ローマのコロッセオ、フィレンツェのサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂、ピサの斜塔が有名なドゥオモ広場など…

旅行したら、絶対行きたい所ですね。絵画ファンには、ウフィツィ美術館、ピッティ美術館、ボルゲーゼ美術館、バチカン美術館など、行かなくてならない場所がいっぱい!

とは言え、簡単にはいけないので、絵画は来日展を見に行って、イタリアは映画で堪能しましょう。映画って本当にステキ!それにしても、イタリアの建築物ってすごいです。

ローマと空港の間にある巨大公営住宅をご存じでしょうか?うむ、知らなくて当然。建物の全長が1km以上あるそうで、“コルヴィアーレ”というそうです。

ローマ市民は皮肉を込めて、“セルペントーネ/大蛇”と呼んでいるとか。もっとも、ヨーロッパで郊外の集合住宅は低所得者用住宅で、治安がよくないそうです。納得。

この建物の設計をした、女性建築家グエンダリーナ・サリメイのリフォームプラン“緑の空間”にヒントを得た映画が登場。リッカルド・ミラーニ監督「これが私の人生設計」(14)です。

建築家として世界各国で活躍して来た、セレーナ・ブルーノ(パオラ・コルテレージ)。自分を見つめ直し、新たなステップを踏み出そうと、故郷のローマに帰って来ます。

しかし、イタリアの建築業界は保守的な男性社会で、ろくな仕事に就けず、職を探しているうちに貯金も底を尽くありさま。しかたなく、レストランでウエイトレスとして働くことに。

セレーナは、優しく接してくれる店のイケメンオーナー、フランチェスコ(ラウル・ボヴァ)に恋してしまいます。けれどクラブで男たちに囲まれた彼を見て、ゲイと気付くのでした。

そんな時、セレーナは公営住宅のリフォーム建築案の公募を知ります。男性のフリをして応募するセレーナ。果たして?これ、実話です。笑って、応援しましょ。
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アニメキャラになって、踊りたい!

2016-01-01 21:11:34 | 映画
ハンガリー映画、ウッイ・メーサーロシュ・カーロイ監督「リザとキツネと恋する死者たち」(14)はレイトショー公開だったんですが、現在、午前中も上映。お正月に見る予定。わくわく。

この作品の1番の特長は、“日本”がいっぱい入っていること。日本に古くから伝わる、九尾の狐伝説がモチーフとなったストーリー。ヒロインは、元日本大使未亡人の専属看護師。

そして日本の恋愛小説が大好き。唯一の友だちは、彼女にしか見えない幽霊の日本人歌手。歌うは昭和歌謡曲。楽しそうでしょ?そしてまたまた、日本大好き監督が登場。

それが漫画“ドラゴンボール”の大ファンで、コミック“Comic Dragon”を出版するほど、日本の漫画、アニメ、映画をこよなく愛するスペインのカルロス・ベルムト監督です。

本作が監督デビュー作の「マジカル・ガール」(14)は、ペドロ・アルモドバル監督が大絶賛!物語のきっかけとなるのは、日本の架空のアニメ“魔法少女ユキコ”。

12歳の少女アリシア(ルシア・ポジャン)は、白血病で余命わずか。彼女の願いは、大好きなアニメ“ユキコ”のキャラクターのコスチュームを着て踊ること。

失業中の父ルイス(ルイス・ベルメホ)は、高額なコスチュームを手に入れるため、高級宝飾店に強盗に押し入ります。そこで偶然出会ったのが、バルバラ(バルバラ・レニー)でした。

心に闇を抱える人妻のバルバラは、彼を自宅へ招きます。さらにバルバラとの“過去”を持つ、元教師ダミアン(ホセ・サクリスタン)も登場し…。出会うはずのない彼ら、果たして?

日本は“第2の故郷”と公言する監督。謎の車椅子の男の豪邸には、黒いトカゲのマークが…。これ、江戸川乱歩作“黒蜥蜴”へのオマージュ。予告編でアリシアが踊る曲は…

長山洋子のデビュー曲『春はSAーRA SAーRA』(知らないけど)。エンディング曲にはピンク・マルティーニがカバーした、美輪明宏の映画『黒蜥蜴』の主題歌“黒蜥蜴の唄”。見ましょ。
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