きのうの
ソーちゃんの順位戦は
終局が0時を過ぎた。
残念ながら
負けてしまった。
中盤からずっと
菅井八段にリードをゆるし、
終盤では「50対50」まで
評価値を戻したが、
最終盤で「21手詰め」を
読み切られてしまい
投了となった。
これまで、
五連勝していた相手だったが、
さすがにA級棋士で
タイトル保持者でもあったので、
そう易々とは
勝たせてもらえなかった。
「振り飛車」を得意とする相手で、
「先手中飛車」という戦法に
「後手」で負けてしまったので、
今後、その対策・研究に
精励する事と思う。
トヨピーや渡辺名人との
タイトル戦では
「相居飛車」の「相掛かり」や
「角換わり」がほとんどなので、
さすがに「先手中飛車」の経験値は
少なかったのだろう。
いつも「盤上没我」で
手造りの将棋にも
滅法強いソーちゃんだが、
きのうに限っては
終盤でAI候補手にない疑問手が多く、
最後の「詰め」の速度計算も
ミスったようにも見えた。
勝率8割越えとはいえ、
10回に2回は
やはり負けるので、
彼は負けた将棋から
多くの事を吸収する天才なので、
これも最強への布石になるやもしれぬ。
とはいえ、
10人しか在位できないA級の
トップにならねば、
渡邉名人への挑戦権は得られない。
現在、まだ「1勝1敗」だが、
この先、強豪がひしめいており、
永瀬ッチ、トヨピー、稲葉八段、
前季挑戦者シンタローたちと
これから当たるのである。
ゲームでいえば、
まさに、これからが
「名人への道」へのナイフリッジに
差し掛かるところである。
*
棋戦観戦のあいだ、
長考時間にさしかかると、
その間には、
『リュート・マラソン』のための
練習に勤しんでいる。
きのうは、
レパートリーになかった
アルベニスの『グラナダ』を
攻略しようと、
6頁ある譜面を
3冊の楽譜集を並べて
譜読みした。
一応は弾けてるので、
きょうは、要所要所を暗譜して、
全体の通し練習をして
録画録音に臨みたい。
*
古いタオルケットと
ベッドパッドを用いてたら、
白い毛玉のようなものが
どちらからか大量発生して
寝室はおろか廊下、階段まで
それらが飛散して
大変なことになっていた。
それを見かねて、
カミさんが
ヨーカドーで
新しいものを買ってきてくれた。
卸したてのものは、
まだザラついて
必ずしも寝心地がよくないが、
それでも、あの不快な毛玉から
解放されたかと思うと
心地よく思われた。
*
何年も
患者さんを紹介させて頂いている
懇意のドクターから
「お中元」を頂戴した。
『復興支援リサイタル』にも
ご夫婦でお運び頂き、
楽屋見舞いまで頂戴し
大変恐縮したが、
同年代の先生なので
そのお心遣いを
有り難く感じている。
御返礼には
今年、自家製作した
『For Peace in Ukraine』のCDを
お送りさせて頂こうと思っている。
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