きのうは
カミさんと
また「ランチ&温泉」に
出かけてきた。
土湯峠では
ガスが掛って
雲の中を行くようだった。
そこを抜けたら、
今度はジリジリという
暑さだった。
*
岳温泉の道沿いの
飲食店を片っ端から
訪ねているが、
まだ未訪の蕎麦屋があり
そこへと赴いた。
手打ちの十割で、
腰・香り・のど越しの佳い
蕎麦だった。
天婦羅は田舎風の
ボテッとした揚がりだったが、
まずまずではあった。
*
腹ごしらえが出来ると
温泉街の坂道を登り
高台にある未訪の老舗旅館を目指した。
温泉街にある神社のお祭りで
露店や櫓(やぐら)が出ていた。
高台にある露天風呂からは
眼下に二本松の街風景が
見下ろせた。
カミさんは
いつも、ゆっくりサウナで
汗を流してくるので、
先に上がると
家よりも高級なマッサージ機で
凝りをほぐしていた。
ついでに、コーヒーをやりながら
無料だった足マッサージ機もやり、
カミさんがようやく上がってきた処で
帰ろうとしたら、突然の豪雨となり、
バケツをひっくり返したような勢いだった。
なので、仕方なく、
露天の足湯に浸かりながら、
大雨が止むのを待ったが、
なかなか上がらなかったので、
館内の美術サロンを眺めたり
集字をしてやり過ごした。
かつて、修学旅行の引率で
中国には三度行ってるので、
『寒山寺』にもあった
有名な拓本の掛け軸やら、
文人趣味の彫刻なぞを
楽しんでいるうちに半時ほどで
ようやく降りやんだ。
**
帰路は
前日の猛暑で外出できなかった
酒店に寄って、
広告にあった
『ランブルスコ』と
1997ヴィンテージの
『キャンティ古酒』を
買ってきた。
ランブルスコは
珍しい赤のスパークリングワインで、
これまでも、ちょいちょいと
やってきたが、
広告にあったように
これまでよりも濃い味がして
佳かった。
今宵は、
仕事が終わったら
晩酌に27年物のキャンティを
テイスティングしてみたい。
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