『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

70年代

2015-10-15 08:01:00 | 映画
BS録画で
75年の『金環蝕』を観た。

錚々たる役者陣で、
そのほとんどが故人になっており、
懐かしく、その重厚な演技を堪能した。



『つりバカ』で好々爺の
スーさんを演じた三國連太郎は
軽薄な国会議員の役に
やはり凄みがあった。

宇野重吉の存在感も
見事である。

大好きな山本学も
悪役を演じて
惨殺されてしまう。

2時間半の長尺だが、
70年代の世相を反映した
ドロドロした政財界汚職を描いた
文芸邦画である。




夜祭の露店の裏も
歩いてみた。

表通りは人、人で
ごった返しているが、
その裏はいたって
寂しいものである。




テーラーのショーウィンドウを
時たま覗くことがあるが、
カッコいいディスプレイが
目に留まると、さっそく
コーディネートに取り入れている。

このコーデはかなり派手ハデで、
格子柄ジャケットにオッド・ベスト、
ドゥエボットーニ縦縞クレリックシャツに
クロスタイ。

エンブレムにポケットチーフと、
ラペルピンこそないが、
フルアイテムである。

こんな格好で出かける処なぞ
日常にはとんとないものだが、
時折、オフ日に、
これに近い装いで
ラーメン屋に行ったり、
スーパーに買い物に行ったりするから、
むかしなら
「チンドン屋みたい」
と言われたかもしれない。




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