きのうから
日本中で「藤井フィーバー」で
新聞もテレビも
史上初「八冠」の偉業を寿ぐ
「いいニュース」で
おめでた気分になっている。
片や、
「ハマス VS イスラエル」という
血生臭い戦争報道では
爆裂音やら血に染まる
子ども達の映像が
目に痛々しい。
まさに、
人類の「光と影」を象徴するような
今起こっている現実である。
宇宙における
知的生命体の進化のレベルを
スケーリングした
「カルダシェフ・スケール」では、
地球人類は、まだまだ、
レベル「1」にも届かない
「0.7」ぐらいの遅れた科学力と
野蛮さが混在する文明だという。
宇宙レベルの時間軸では、
レベル5、レベル6の
高度に進化した
知的生命体に比較すると
地球人は、まだ、
原始人からちょっとは進んだ
化石燃料をエネルギー源として
利用している段階に過ぎない
低レベルな存在である。
それに相当して
精神性も低レベルで、
未だに「憎しみ」「猜疑心」
「利己心」「物質主義」により
殺戮・戦争が絶えない
野蛮な文明レベルなのである。
それでも、
「自分」という「意識」を持つ
「魂」は、この世界を選んで
「あちらの世界」からやってきた。
高レベルの知的生命体は、
すでに肉体を持たず、
PC内の情報のような存在か、
純粋な意識体となっており、
「意識すると具現する」
という時空を超越した現実に生きている。
東海林さだおの
名エッセイに、
人類も進歩して
「風邪」も撲滅できたなら・・・
いつか、それを懐かしんで、
洟が垂れたり、クシャミが出たり、
咳が出る・・・といった
体験型クスリが出来るのでは・・・
という楽しい空想があった。
また、「蚊」も絶滅したら、
喰われた時の痒みや
発赤を体験する試薬も出来るのでは・・・
という(笑)。
「意識化=即=現実化」という
オールマイティの存在になったら、
全能感・万能感は満たされるが、
あんがい、肉体的制限や縛りが
懐かしくなって、
それを体験したいという「魂」が
この不自由で野蛮な地球に
やってくる・・・と、
妄想してみると面白い。
自分という人生は、
ひとつのゲーム体験なのかもしれない、
と近頃思うこともある。
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