『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

魂回帰・転生欲求

2024-08-24 06:36:03 | 魂理学

 

きのうは
トンネルを4つも潜って
山の学校への
二学期初出勤だった。

標高550mにある学校は、
平地の市内よりも
3℃ほど気温が低く
28℃くらいだったが、
それでも、室内には冷房を要した。

*

一学期終業時に
血便があったばかりで、
検査前だったので、
「もしも、大病だったら
戻って来れないかもしれません・・・」
などと、悲観めいた事を
言い残してたので、
職員室に入るや
先生方や事務員さんたちから
一斉に体調を訊かれた(笑)。

幸いポリープで
近々、摘出する旨を伝えたら、
一同、安心して下すった。

有難いことである。



*

連絡ボックスには、
まるで、お見舞いのように
紙袋に種々のお菓子が
詰め込まれていた。



*

一か月ぶりの給食は
味噌ラーメンだった。

相変わらずの
腰のないフヤフヤ麺だが、
それでも、久しぶりの
懐かしい食感だった(笑)。



***

前々日に
デュオの合わせ練習をやり、
練習不足を痛感したので、
空き時間に
弾けなかった箇所の反復練習をやった。

暗譜でやらないとはいえ、
流れに乗って
淀みなく指が動いてくれない事には
デュオの呼吸が乱れるので、
ソロとは違った神経を使う。

まずは、
旋律ラインを楽しく
ノリノリで弾けるまで
反復練習するよりなさそうだ。

来年5月まで
まだ、9ケ月はあるから、
兎に角、練習あるのみである。

【練習は裏切らない】
というのは
多くの本番から得た
経験則である。

ノリノリでグルーブしてこそ、
それが聴衆に伝わるものである。



***

4時45分の退勤時には
まだ明るかったが、
東の空には
入道雲になりそこねたような
縦長の雲が
モリモリと屹立していた。

もう、夏も終わるんだなぁ・・・と、
思わせるような風景だった。



***

去年の
小中高生の自殺者が
513名で、
前年の514名と変わらなかった。

今年の上半期では、
すでに、229人で、
前年度より5人多い。

数字で表すと
単なる統計的データのようだが、
それぞれに短い人生があり、
彼・彼女たちを慈しんできた
親族の哀しみ、
友人たちの落胆は
如何ばかりであろうか・・・と、
想像するだに悲劇的である。

SCは
そのゲートキーパーとしての
重責も担っているが、
カウンセリング以前に
逝ってしまうケースがほとんどである。

なので、
全体ガイダンスなどの機会に
「相談する知恵」
「相談できる社会的スキル」
を身につけようと、
啓蒙活動してはいる。

教員・SC時代の42年間には
勤務校で20名弱の子ども達に
死なれている。

病死・事故死もあるが、
自死がほとんどである。

ヒヤリハットの
重大インシデントも幾つもあり、
去年も今年も
未遂手前というケースもあった。

希死念慮を抱く子ども達は
年々増えており、
その事が、時代背景、社会問題と
どう関連しているのかも
常に関心と研究の的である。

自身内に今も潜在している
希死念慮を自己分析しながら、
「あの世への転生」を
希求する心理についても考えている。

昨今の、コミック、アニメ界での
『異世界もの』大ブームも
どこか、現世否定の心理を
集合無意識的に
表出しているのかもしれない。

つい、おとついにも、
Tちゃん先生に
「もう、この肉体を脱いで、
早くあの世にお国替えしたい気持ちです・・・」
と、本音を吐露してしまった。

あっちも、こっちも、
肉体的に疲弊、機能劣化、老化してきて、
生きているのが容易でなくなってきた。

息子三人も
みな社会人になり
二人は結婚し、
孫の顔も見たので、
もう、何の悔いも
この世にない・・・。

なりたいものにはなったし、
やりたい事もすべてやった。

今は、
来年から70まで
カウントダウン・リサイタルを
4回やる予定と
75のSC定年まで
健康で勤め上げたい・・・
という願いで生きている。

その間に、
次男も結婚して、
孫がもすこし見れたら
望外の僥倖ではある。












 

 


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