孫あり
遠方より来たる
亦嬉しからずや
はるばる大阪から車で
一家三人で帰省してくれた
フミ一家が
濃密で幸福な四日間を過ごして
きのう帰阪した。
台風6号が
今日にも関西圏に上陸しそう・・・
というので、
午後2時に裏磐梯から出発して
9時間もかけて
日本海側の高速道を帰路とした。
到着したのは
日付が変わる深夜頃だったろうが、
向かってくる台風より
先に帰宅できたようである。
*
海に山にと
まる三日のあいだ、
一家五人で楽しく出歩いた。
リク坊もミカママも
未訪問だった
“フクシマの宝石”である
国立公園の裏磐梯に
初めて連れていけてよかった。
毘沙門沼では
手漕ぎボートで
瑠璃色の水面を満喫していた。
高原には
まだアジサイが色づいており、
ススキは色づき
アキアカネも飛んでいる。
夏は過ぎ行こうとし、
秋がすぐそこまで来ている。
*
毎晩、毎朝、
りくぼうと二人で
腹を抱えて笑い転げて遊んだ
ほんとに幸福で
濃密な至福の時間だった。
裏磐梯で別れるときに
車中のりくぼうに
「また遊ぼうね・・・」
と言うと、
哀しげな顔で
何度もなんども首をふって
イヤイヤするのを見て、
ジイジも胸キュンになり
ウルッときてしまった。
まるで
『冬ソナ』の
運命の恋人どうしの
ユジンとチュンサンの
別れの場面のようであった。
ありがとう
りくぼう
またあそぼうね
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