きのうは
35℃の真夏日となった。
2階の寝室では、
朝方まで冷房で
23℃までに下げていたが、
6時頃、ゴミ出しに行ったら
外気温は肌寒く
20℃を切っていた。
出勤前のカミさんが
「今朝、起きるの
滅茶苦茶シンドかったー!!」
と、健康優良児なのに
珍しくボヤいてたほどなので、
虚弱G様の自分は
ほぼほぼ、ガタガタの状態である(笑)。
カラダ中が痛むばかりでなく、
顎関節痛もズキズキである。
こりゃ、また、
クスリ呑んで出勤かぁ・・・と、
今朝のドンヨリした曇天と
気分がシンクロするようである。
*
コンサート直前なのに、
なかなか体重が落ちてくれず、
職場でのベジベンが続いている。
こないだ
久しぶりに会ったK君が
糖質制限してたら
5㎏も痩せてリバウンドもしてない、
とのことで羨ましく思った。
検診の値も
すべて改善したという。
自分もそれにあやかりたいと
ダイエットしてるのだが、
思ったようには
贅肉がとれないでいる。
*
コンサート直前だから、
練習するのは当たり前だが、
ヘバーデン結節(変形性関節症)
なので、弾けば弾くほど、
痛みや強張りが増す。
なので、仕方なく、
メンソールの鎮痛軟膏を塗りつつ
指先マッサージ機で
揉みほぐして誤魔化している。
クラシックギターを演奏する、
というのは、
鼻歌を唄うようなワケには
いかないので、
全身全霊で神経を使い
カラダも酷使するので、
常に頸肩腕症候群のように
肩、首、腕、背中などが
痛み、だるく、重い。
こういう時、
ほんに
(命を削りながら、
やってるなぁ・・・)
とロージン演奏家は
思わずにいられない。
なので、
カラオケ親爺と同一視され
「けっこうなご趣味ですね・・・」
なぞと人様からお愛想を言われると、
少しばかり
ムカついてしまうのである(笑)。
*
今回はリサイタルのように
20曲もやるのと違って、
コンサート・プログラムは
たった2曲で、しかも、
半世紀も弾いてきた
「十八番(おはこ)」の
『さくら』と『アルハンブラ』だから
気が楽といえば、楽な部分もある。
・・・が、
ミューズ(音楽の女神様)が
おわします音楽堂大ホールの
神聖な舞台なので、
手を抜くということは
一切許されず、
一千回以上も弾いてきた曲でも、
また、楽譜にもどり、検討し、
あらたな創意工夫をし、
上手く弾けずに苦しむ・・・
という日々なのである。
殊に、名曲の『アルハンブラ』は
難曲でもあり、
自分の理想には程遠いので、
時折、気が狂いそうな
自暴自棄感に襲われたりする。
♪ 吹けば飛ぶような
将棋の駒に
賭けた命を
笑わば笑え ♪
・・・という、歌があったが、
たかがギターに、
何もそこまで・・・と、
思わないでもないが・・・。
でも、それは、
尻腰(しっこし)のない
ヘタレな人格であり、
やるとなったら、
とことんやる・・・
という求道者的な人格には
敵わないようである。
*
ギター部仲間のN君が
自分のレパートリーにはない
軽妙な曲をおせーてくれたり、
楽譜を提供してくれるので、
練習のいい箸休めになっている。
純クラシックの名曲を
根を詰めてやってると、
まじに気が狂いそうになるので、
ポップな曲は
その解毒薬として
役だってくれている。
きのうも
新しい曲の楽譜を
送ってくれたので、
今日も職場で
プチ・アナリーゼして
気分転換にしようかとも思っている。
*
リク坊の誕生日に弾いた
『♪ハピバースデ』の
自編の譜面をも
ギター部のグループサイトに
アップしてみた。
楽な運指で、
しかもギターがよく響くように、
というのは、
簡単なようで、あんがいに
ムズカシイものなのである。
【最小努力で最大効果】
というのが、
演奏家には理想の曲
なのである(笑)。
ヴァイスの曲は
そうだが、
バッハの曲は
【最大努力で悲惨な結果】
という戯言がある(笑)。
*
6年間の『復興支援リサイタル』で
活躍してくれた、
アンケート用筆記具や
スタッフIDなぞを
押し入れのボストンバックから
取り出して、また、
日の目を見る時がきた。
チビた鉛筆なぞが
ぎっしり詰まった箱をあけて
蓋をしめてから、
これをひっくり返したら
悲惨だなぁ・・・と、
思うや否や、扉の端にぶつけて
ガラガッシャーン・・・と、
やってしまった(笑)。
ジイ様、あるある・・・である(涙)。
折れた芯なぞも散らばり、
ほんに
悲惨な事になっちまった(笑)。
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