『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

路上“寝落ち”

2023-03-26 09:44:57 | 

きのうは、
大陸からの黄砂の飛来で
遠くの山々が霞むほどだった。

今朝は朝方から雨降りもようで、
空はドンヨリしているが
花粉も黄砂もキレイに
洗い流してくれるかと思えば、
恵みの慈雨である。

*

先週の日曜日は、か
快晴の京都で
リク坊と楽しい一日を
過ごしたっけ・・・。

たくさん撮った写真を
スマホでもPCでも眺めては、
その想い出を反芻して
味わっている。

*

岡崎の動物園を訪れたのも、
フミが幼児の頃以来だから、
30数年前には、よもや、
その子を連れて再訪するなど
夢にも思っていなかった。

トラやゾウやキリンを
久しぶりに間近で見たが、
動物そのものよりも、
その姿に歓声をあげる
孫の姿を見るほうが
ジイジには楽しかった(笑)。

バアバは、
我が子を抱いて見せたように
愛しい孫をも抱いて見せて、
母と同じく祖母としての
幸福感を存分に
感じていたようだった。

*

まだ、二歳のリク坊は、
祖父母と動物園に行ったり、
寺社を歩いたり・・・というのは
記憶には残らないのだろうが、
愛され慈しまれた時間は
彼の貴重な財産になるに違いない。

うちのダンゴ三兄弟たちも、
同様の関係性や絆を享受してこそ、
幼少年期・思春期・成人期と
情緒の安定や自信を得られ、
家庭を築いたり、
自己実現の道を確かに
歩んでいるのだと思える。

近年、バブル期以降、
家庭崩壊や機能不全家庭が
当たり前になり、
幼児に限らず、
「愛着障害」に起因するかのような
情緒不安定、パーソナリティ障害様の
青少年や成人が散見されるようになった。

昨今の
「自傷他害」事件の頻出も、
個人の「発達障害」や
パーソナリティ障害の他にも、
「歪んだ」承認欲求や
「狂った」自己表現欲求が
アクト・アウト(行動化)されている
ように思われる。

両親どうしが愛し合い、
信頼し合い、尊敬し合い、
そして、条件付きでない、
無条件の愛情を
我が子に注げたら、
その「健全性」は
子どもの情緒的安定を構築し、
その子は、本来の健全な
自己実現を為すべく
人生を全うするはずである。

「400年に一人の大天才」
として、
棋界に登場したソーちゃんも、
あるいは、そうした環境があってこそ、
あれほどの好青年になり、
自己実現の道を確固として
歩んできたのかもしれない。

*

子どもにとって、
いちばん大切なのは
母親であることは言うまでもないが、
祖母という「母なるもの」も
距離のある「母性」として
孫の心に届くものがあるはずだ、
と、今回の同伴旅行で
感じることが出来た。

ユング心理学の用語に、
『ポジティヴ・グレイト・マザー』
というのがあるが、
その代表としては、
「聖母マリア様」や「観音様」
などが挙げられる。

これは、女性はもちろんのこと、
男性の中にさえ、
心理的作用をする『元型』として
存在するものなのである。

*

ダンゴ三兄弟を
育ててきたが、
同じく、二歳児の期間を
三人とも通過してきたのに、
子育ての渦中にあった時には、
十分にそれを意識化し
味わうということが
出来てこなかった、
と孫との戯れで気付かされた。

バアバが孫と無心になって
戯れているのを見て、
そして、孫が安心して
こころから喜びを
表しているのを見て、
こういう大切な貴重な瞬間を
ずいぶん見過ごしてきていたんだなぁ・・・と、
反省させられた。

それでも、
【気付きしことは、有難き哉】
である(笑)。

*

歩き回るうちに、
眠くなったのか、
リク坊・・・
ひょいと座って
ニッコリした次の瞬間、
ロープに頭を預けて
寝入りそうになった(笑)。

あらら・・・
と、保育者三人は
笑いを禁じ得なかった。

*

 

土曜のきのう。

『食べログ』を見てたら、
職場の近くに
見知らぬ“昭和食堂”があったので、
探検がてら訪れてみた。

そしたら、
ここだという地点には
影も形もなく、
もうとっくに廃業したようだった。

ネット情報に騙されたが、
時折、今なお、やっているような
錯覚を持たされることがある。

仕方なく、
その近所にあった、
以前も来たことのある
割烹で「かつ丼」を
ランチにやってきたが、
これが、なかなかに
美味なるもので感心した。

まさしく、
【ふたつワルイこと、さてないものよ】
であった(笑)。

【行って、見て、体験して】
というのは、
大切な行動指針であるなぁ・・・(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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