『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

決勝戦

2011-08-21 09:57:00 | TV・ドラマ


ふだん野球は見ないが
甲子園の決勝に東北勢が進んだので
試合開始から観戦した。

東北勢は過去、6回決勝に進み
いずれも優勝を果たしていない。

記憶に残っているのは、
延長18回引き分けの死闘を演じた
三沢高校の太田投手、
いわき高校の小さな大投手・田村、
そして、東北高校のダルヴィッシュ。

今回は、なでしこジャパンのとき、
被災地日本へ神風が吹いて
ミラクルが起きたように、今度もまた、
神も被災地東北を哀れんで
初優勝校をもたらしてくれるのでは…
と期待をしていたが、
あにはからんや
一方的なワンサイドになるとは。

完膚なきまで打ちのめされた完敗だった。

日大は10年前に一度優勝している
監督を擁しており、
被災地側は若干日照時間も短く
雪による冬の練習時間も短い、
という7:3くらいのハンデが
あったかもしれない。

頼りになるデータは
投手の秋田が失点1という
好投をしていたことだった。

2回裏に、日大の内野ゴロが
一塁手の前でイレギュラーして
ヒットとなった。
光星側にはアンラッキーで、
それは、わずかながら
嫌な予感をもたらした。

そして、三塁手の送球が暴投した。
しかし、後続を断って
どうにか0点に抑えることができた。

県予選ではエラー0という
鉄壁の守備が、なんだか
バタバタして目に映った。

3回に、なでしこのエースと同名の
澤選手が初ヒットを打ち
ここから得点チャンスが来るのでは、
と期待を抱いたが、これが
牽制で塁殺された。

勝利の女神はチャンスを逸したことで
二度と微笑みかけることはなかった。

この回の守備で、バッターが入る前の
肩慣らしのキャッチボールで
キャッチャーがとんでもない所に
返球してピッチャーが取れず
苦笑いするシーンがあった。

これを見たとき、ナンダ?
と思った。

緊張しているのか、脱力しすぎているのか、
いずれにせよ、選手たちが
平常でないことがわかった。

アナウンサーは
「秋田投手はテンポよく投げていますね」
と見ていたが、
どこか落ち着きがなく、
間が早く感じられた。
事実、日大の吉永投手は
腰の据わった、じっくりとしたテンポで
丁寧に投球していた。

そしてデッドボールを出し、
ポテンヒットと続いて、
目の覚めるようなライナーの
センター返しのホームランを浴びた。

それでも、まだ3点差で
甲子園では勝敗が決する点差ではなかった。

しかし、その後、
セカンドが2回もエラーし、
ピッチャーもワイルドピッチがあった。
失策に次ぐ失策で、
まさに自滅のパターンだった。

5回、タイムリーヒットと思われ
唯一の本塁狙いは
ホームランを打ったライト高山の
好返球で刺された。

そして、7回の打者5人の
連続ヒット、ツーランホームランで
とどめを刺された。

0-11となり、エースは降板し、
セカンドも交代したが、
時すでに遅しで、逆転の望みは
断たれた。

エース吉永は、最後まで
リズムを崩さずに、落ち着いていた。
そして、4011校の頂点に立った。

大差がついたワンサイド・ゲームだったが
ある意味、ドラマチックであった。

なでしこのような奇跡は起こらなかったが
被災地の代表校が、決勝まで残ったのが
奇跡だったのかもしれない。

そして、彼らの健闘を
被災地の人間なら、誰もが
喝采するだろう。










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モンク

2011-08-20 07:35:00 | TV・ドラマ

モンクのDVDが
レンタル開始になったので
ツタヤでシリーズ1と2の全部を
借りて見た。

最終シリーズが8なので
今後、毎月リリースされる予定で
楽しみである。

毎晩、2話ずつ見て
その後、英語と英字幕にして
オリジナルの言い回しを楽しんでいる。

知らない単語や
頻出する言い回しを
最近では、久しぶりに辞書を
引いたりして調べている。

mess・・・めちゃくちゃな
insane・・気違い沙汰な
What the hell・・・いったい何てこった

というのが、けっこう出てくる。

輸入版では
すでにコンプリートDVDが出ており
アマゾンで15.000円くらいで買えるが、
ツタヤで吹き替え版を
1本80円で借りたほうが安くつく。

最終シリーズを放映時に見逃したので
早くリリースされるのを
心待ちにしている。
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京景色

2011-08-19 08:14:00 | 風景


京旅行の写真整理も
一段落した。

30年前、新婚のときに購入した
塔南蒔絵ハイツ前の
久世橋通りを通ってきた。
 

ここで、フミもアキも生まれたので
思い出深いマンションである。







京阪ホテル13階の
美濃吉から撮った朝の駅前風景と
エレベーターから撮った
駅ビル越しにちょっとだけ見えるタワー。






37度の炎天下を
鴨川沿いを歩いた。

風景は目に涼やかだが
直射日光と道路からの照り返しは
ハンパなかった。





醍醐寺の仁王様は
金網越しだった。

鳥の糞害防止なのだろうか。

メッシュがかかって
いまひとつであった。
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裏磐梯

2011-08-18 07:27:00 | 風景


夏休み最後のお出かけは
恒例の裏磐梯に行った。

高原なので、
まだアジサイが咲いていた。

五色沼は、ちょうど雨あがりで、
コバルトブルーに見えて
きれいだった。




道路沿いには
ススキが赤く色づいて
そよ風に揺れていた。





毎年、ウチダザリガニを取っていた
小野川湖でルアー釣りをやってきた。

途中で根掛かりしてルアーを
なくしたので、仕方なく
ギターの練習に切り替えた。

ナッちゃんは延々と
釣りに興じていたが
結局、この日は超過0だった。

きのう、家の近所の阿武隈川で
10センチほどのブルーギルと
20センチほどのブラックバスを
釣ったので、ボウズでもこの日は
満足だったみたいだ。



今、観光客激減のせいか
有料観光ルートが全線無料になっていて
久しぶりにレイクラインを通って
帰ってきた。



峠では、
桧原湖、小野川湖、秋元湖の
三つが展望できる箇所があった。

まだ、今週一杯休みがあるが
今日からは、しばらく
家でおとなしくして
来週からの仕事始めに
英気を養いたい。
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大津波

2011-08-17 07:44:00 | 風景


海に行くと
いつも陣取るベンチに
カミさんが座って本を読んでいた。

砂浜に続くこの石段を
津波は一気に駆け上がったのである。




堤防にある灯台型のトイレは
鉄筋造りで円柱形をしていたので
そっくり残存していたが
ナント、屋根のトタンが剥がれていたので
その高さは海面から祐に10m近くあり、
津波の高さを想像するだに恐ろしい。



何度も食事をした「斉春」は
建物は無事だったが
1階の店舗部分は
洗いざらい流されていた。





焼き魚を買ったり
食事をしたこの店も
海に面していたので
すっかりやられていた。




道路左は泊まったこともある
民宿がずらりと並んでいたが
全部流されていて
遠くまで見渡せた。




津波は松川大橋を
超えてきたというから
その高さは驚異的である。

橋のたもとにあった
海の見える生簀料理店でも
食事をしたことがあるが、
店は跡形もなく消えていた。


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