昨夕、お風呂で
体を洗っていたら、
妙に指に当たるものがあり
そっと確認してみたら、
なんと・・・1cmほどの
内痔核であった。
あら~!
![hi](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ap/hi.png)
いつの間に、痔主様になっていたのか・・・
と驚愕しきりであった。
痔はメディカル・タームで
hemorrhoidsから「ヘモ」と
ドクターたちは言う。
痔核は俗に言う「いぼ痔」。
これまで、排便困難に伴う
「切れ痔」は時たま経験したが、
イボは初めてかもしれない。
昨晩は久しぶりに、
南山堂の『医学大辞典』を紐解いて、
念のため、直腸癌との鑑別項目を
チェックしたが、潰瘍や出血がないので
キレイなヘモだと思われる。
座業に頻出とあるので、
座り仕事のカウンセラーの
職業病かもしれない。
家でもパソコンで論文書いたり、
ベッドをカウチがわりにして
本を読んだりしているので、
臀部が鬱血しやすい生活環境であることは
間違いがない。
加えて、ウォシュレットなども
強い勢いは物理的刺激となるので
いけないらしく、ここ十何年も
家では最強にして
シュワシュワ洗っていたのが
よくなかったようだ。
炎症や出血といった
痔核発作がない場合は
オペ対象ではないというので
とりあえず養生に努めるしか
なさそうである。
持病リストに新たに
内痔核が加わるとは
まったくもってトホホ・・・である。
原題は、 How Green Was My Valley。
1941年ジョン・フォード監督作品である。
アカデミー賞最優秀作品賞ほか
5部門受賞した曰く付きの名作である。
19世紀末のイギリス・ウェールズ地方の
ある炭坑町を舞台に、家族愛を描いたものである。
モノクロながら
内容があって
けっこう楽しめた。
父親の
「You have my permission to talk」
という言い回しは
ナルホドと勉強になった。
わが家にも画集があり、
好きなルネッサンス画家の一人だが、
本名がミケランジェロ・メリージで、
デ・カラヴァッジョというのは
出身地名であることを初めて知った。
画集に出てくる彼の代表作が
映画にも散りばめられ、
その心理描写にも上手く
使われていた。
激情型で自由奔放、
非常識、破天荒な生き方は
やはり天才の歪んだ部分で、
案の定、37歳という若さで
野垂れ死にする。
その生涯は35歳で亡くなった
天才モーツァルトを彷彿とさせた。
これは、2007年に
イタリアで放送されたテレビ作品を
日本で映画としたらしい。
古楽器のリュートも何度か登場して、
なかなか面白い作品だった。
モリエールは
17世紀フランスの劇作家で、
本名はジャン・バティスト・ポクラン
という。
江守徹(エモリトオル)は
モリエールに心酔して
つけた芸名だという。
これは、2007年のフランス映画で、
公開時は本国を初め、
各国で絶賛されたらしい。
たしかに飽きのこない内容で
面白く観れた。