毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。
今年はオサレに目覚め、
ドレス・ウォッチ蒐集が
しばらくマイブームとなった。
倒産品バーゲンや
リサイクル・ショップにも
たびたび足を運び
目ぼしいものを探したが、
けっきょくは見当たらず、
ヤフオクで数千点の中から
数百円で買える中古品を厳選した。
時計店で
セイコーやシチズンなど
国産の女性用時計の
カタログにも目を通してみた。
メジャーでは
さすがに売れっ子の
綾瀬はるか、上野樹里が
起用されていたが、
『あまちゃん』でブレイクした
有村架純を起用していた社もあった。
ヤフオクの落札商品では、
二度も破損状態で届いたものがあり、
結局は返金してもらう
というアクシデントもあった。
休日に外出した際は、
車の信号待ちのたびに
ジャケット、ドレスシャツとの
コーデ具合を撮影して、
あとからチェックするという
根っからの凝り性ぶりを
発揮している。
今日は、
クリスマス・コンサートで
『秋桜』を初演するので、
どういうコーデでいくか
朝から思案している。
ギターを弾くときは
圧迫感があるので、
時計はしない主義だったが、
サロン・コンサートなので
ファッショナブルな装いも
パフォーマンスのひとつと
考えることにした。
年内の勤務を終え、
今日から冬休みである。
幼稚園から今日まで、
ずっと学校を離れたことがないので、
学休期間のリズムがしっかりと
体に組み込まれている。
きのうの朝は、
積雪があって、
夏場だと2時間ほどの
一般道での棚倉への勤務が
路面凍結のせいで
3ヶ所の渋滞に巻き込まれ、
3時間もかかってしまった。
高速だと1時間で行けるのだが、
なにせ半額の通勤割引制度がなくなって
往復3.000円もかかってしまうので、
音楽や朗読物を聴きながら
のんびり一般道で通っている。
その浮いた分で
お昼はちょぴり贅沢に
行きつけのお鮨屋さんで
ゆったりランチしている。
早朝の車内温度は0℃だったが、
路上の表示板はさらに下回る
-5℃だった。
雪道のドライヴは
気疲れするものだが、
時節柄、随所にイルミネーションが
きらめいて、目を楽しませてくれる。
郡山のバイパスの
街路灯とその先に現れる
フェスタの巨大観覧車の
グリーンのLED照明は
なかなかの壮観である。
実際はすぐ真横を通るので
カメラ・フレームには
納まり切らないほどの
圧倒感がある。
今年は、川高で
初めて各学年に
「ストレス・マネジメント」の
授業を3回もした。
せっかくの機会だったので、
各学年とも話の内容を変え、
最後の3年生には、
今年遭った自らの
「土下座事件」を開陳し
そのストレスとどう向き合ったかも
生徒に語って聞かせた。
聴講されていた
相談部の先生が、
「さすがにみんな
真剣に聴いていましたね」
と言われたので
「授業のネタに出来たので、
転んでもタダで起きずに済みました」
と応えた。
教員時代に
15.000時間も授業をやったので、
話をすることは何の苦もないのだが、
なぜか毎回、汗だくになってしまう。
ライヴでの緊張感なのか、
魂を込めて全人的に
関与しているからなのか、
まるで素人みたいだが、
少しでもいいパフォーマンスを
子どもたちに届けたいという
芸人の良心のような
ものなのかもしれない。
きのうは通勤時に
雲霞(うんか)の如く雪が舞い、
前方が霞むほどだった。
路上の温度表示盤は
-3℃を示しており、
案の定、退勤時は
凍結してスリップで
制動距離が三倍ほどもあった。
うねうねと曲がる
下りの山道を降りてくる時は、
ビクビク、ヒヤヒヤものだったが、
「人馬一体」ならぬ
「人車一体」の感覚に
神経が張り詰め、途中から、
なんだか楽しいな・・・という、
妙なウィンター・スポーツ感覚に昇華した。
おとといの晩から、
夕飯後、ベッドの上で
クッションを背に足を伸ばして
まったりと
リュートの練習をしていた。
昨晩も、ではやるか・・・と、
リュートを椅子の上に仮置きして
用意していたら、目の前で
スルリと滑って、まるで
スローモーションのように
床に半回転して落っこちた。
ウワーッと声を上げる間も、
手を差し伸べる間もなく、
無残にもヘッドがポッキリ折れて、
こころもポッキリ折れてしまった。
ヽ(;▽;)ノ ビェーン!!
でも、これまでも
何度も壊れては
修復を繰り返してきたので、
諦めて、すぐに修復モードに
心のスイッチを切り替えた。
23本もある弦を全部外して、
古楽器製作用のタイトボンドで
接着した。
冬場なので、
完全に乾くまでは
3,4日かかりそうだが、
それまでは現在、
ネックの調整をしている
もう一台の方で練習しようと思う。
来年のリサイタルでは、
これでバッハの『シャコンヌ』を
演奏する。
音楽堂の大ホールで
パイプオルガンをバックに
ジャーマン・テオルボ
(ドイツ式バロック・リュート)の
幽玄な音色を響き渡らせるのも
ひとつの夢である。
小野高の帰途、
インターの入り口が
キレイにクリスマスの
イルミネーションに輝いていた。
時は師走。
あと三日で冬休み。
来週はクリスマスで、
二週間後はお正月である。
手作りのラペル・ピンや
カフリンクスが溜まったので、
リサイクルショップで
小物箱を二つ960円で買ってきた。
赤い方は
開けると
『禁じられた遊び』の
オルゴールが流れる。
ただ、ギタリストの耳には
明らかに、一箇所の半音が
上がっていないのが
「あらら・・・」
であった。
_ _ _(・_.)/ コケッ…
ダイヤもルビーもサファイアも
ひとつもないが、
こうして手作りのものや
思い出のある品々を
ちまちまと並べてみると
なんだかオママゴト気分に
なってしまう。
ハズイ (///´ω`///)
リサイクルショップで
スーツコーナーを見たら、
厚手のモヘアの茶ジャケットが
キレイな状態で900円だったので、
この冬用に買ってみた。
さっそく赤い小物箱から
カメオのラペルピンを
付けてみた。