毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。
BSで録画していた
『ボックス』を観てみた。
今年度、四月から
81本目の映画である。
高校のボクシング部の話で
2時間ものだったが、
なかなか面白かった。
高良健吾と谷村美月は
『おにいちゃんのハナビ』で
共演していたので分かったが、
主演の市原隼人は
知らなかった。
女教師役の香椎由宇も
初めて見る女優だったが、
オダギリジョー夫人という。
オダギリジョーと谷村美月は、
『八重の桜』にも
出演していた。
今朝、目が覚めたら
雪がうっすらと
積もっていた。
カミさんの出たばかりの
車の跡が庭にクッキリと
まだ残っていた。
気分的になんとなく
リヒャルト・シュトラウスの
『アルプス交響曲』が
聴きたくなって
CDを取り出してみた。
初冬の細雪には
いささか雄大すぎて
劇音楽みたいなのが、
なんだかミスマッチだった。
(´Д`|||)
途中に、
『ウルトラセブン』の
冒頭部分のようなメロディーが
あって笑えてしまう。
昨日も
リサイクル・ショップを
2軒巡ってきて、
探していた焦げ茶の
ツーピース上下スーツを
1.500円で買ってきた。
ジャケットがまったく
くたびれておらず、
手持ちにないスリー・ボタンに
胸元タック・デザインのうえ、
ダブル裾のツー・パンツなので
なかなかの掘り出し物である。
さっそく、
ラペルに手製の
カメオ・ピンを付けてみた。
これにどんな
ドレス・シャツと
オッド・ベスト(色違いベスト)、
ネクタイ、カフリンクス、
ドレス・ウォッチを
コーデしようかと
あれこれ考えてみたら
ワクワク気分になった。
♪~(=^ε^= )
前日にオフ・ハウスで見つけた
モスグリーンのオッド・ベストを
さっそく着てみて、そこから
ジャケット、シャツ、タイをコーデしてみた。
仕上げたばかりの黄色い
ドレス・ウォッチも初めて
はめてみたが、なにせ
派手で幼稚な雰囲気だから、
あまり目立たないようにした。
カフリンクスとラペル・ピンも
手製のスワロフスキーと
シルバー・トラウトである。
久しぶりに、
笹谷にあるオフ・ハウスに
出かけてみた。
これまで衣類関係は
まったくスルーしてきたが、
初めて、ジャケットやベスト類がないか
見てみようと思った。
このような店は、
最近では「リサイクル・ショップ」として
市内にも数点あるが、
店内を見渡しながら、
さながら、ここは西洋の
「蚤の市」の如きだなぁ・・・と、
思った。
そして、帰ってきて、
その語源について調べてみたら、
フランス語の「marché aux puces」
(マルシェ・オー・ピュース)が
英語でそのまま「flea market」
(フリー・マッケット)とされたようだ。
「puces」も「flea」も
あの血を吸う生物のノミである。
蚤の湧いたような古着が
並べられたことに由来するとか、
蚤のように何処からともなく
人や物が湧き出てくるから、
とか語源は定かではないようだ。
現在のイギリスやフランスでは
「汚ならしい、みすぼらしい」
というイメージがあるらしい。
アメリカ西海岸では
「スワップ・ミート(Swap Meet)」
と呼ばれるらしい。
日本では、
誰でも自由参加出来ることから
「free market」と転化しているが、
本来のそれは、経済用語で
「自由市場」のことを意味する。
俗語の「フリマ」は、
旧来の「蚤の市、ガラクタ市、古物市」
の代用語になっているようだ。
「蚤の市」では、時に、
古美術の掘り出し物が
発見されることもある。
ロマノフ王朝の金細工物が
34億円で落札されたことなど
記憶に新しい。
新古品っぽい、
全くくたびれていない
毛織の「ポロ」の
モスグリーン・ベストと
チャコールグレイのベストが
どちらも300円だったので、
両方買ってきた。
女性アクセサリーの中に
イギリス硬貨を模った
古い味わいのあるペンダントが
300円であったので、
購入してラペル・ピンに仕立てた。
ツーコインで
オシャレのバリエーションが増えた。
10年前、
小野警察署の生活安全課で
講演をしたことがある。
その帰途、
近所にある小野高に寄って、
現在センター指導主事をされている
I先生に挨拶して帰ったのが縁で、
以後、10年間勤務している。
家から60kmほどの遠隔地だが、
ほぼ隔週の勤務なので、
なんとか続いている。
小野町は標高550メートルの
阿武隈高原にあるので、
標高60メートルの福島市より
気温が5℃低い。
夏は涼しくていいのだが、
冬の寒さは身にしみる。
スチーム暖房だけでは
事足りず、足元用に
旧式ストーヴも炊いている。
年内は、
あと一日勤務するが、
クリスマス・グッズを
ちょっとだけ飾った。
これまで来室した
卒業生の女の子たちが、
似顔絵やら作品を
いくつか置いていってくれた。
こういうものこそ
お金では買えない
貴重なものである。
ヤフオクで
渋いループタイを
2本1.000円で落札した。
そして、これに合わせるべく
シルバーのボタンカバーも
500円で落札した。
前には、
カッパー(銅色)の
1セント硬貨デザインだったが、
今度は10セントの
リンカーンを模ったものである。
10セントは
通称「ダイム(Dime)」と
呼ばれている。
「LIBERTIY(自由)」
という文字が
刻印されている。
運転中の信号待ちの時、
暇なので、時折、
デジカメを逆さに持って
自分撮りをして
Vゾーンのコーデを
チェックしている。
「ブリティッシュ」コンセプトの時は、
ツイードの起毛ジャケットに
グリーンのタータンチェックのタイをし、
ラペルホールにユニオンジャックや
セントアンドリュースのバッチを
付けてみる。
この稀少な
セントアンドリュースのバッチは、
棚倉中のAETの先生が
スコットランド出身で
身内の方がセントアンドリュースで
働いていたとかで、
校長先生が頂いた2つのうち
一つを下さったものである。
ゴルフ発祥の地でもあり
全英オープンが開催される
名門ゴルフクラブの徽章である。
このツイードのタイは、
大学時代、テーラーのウィンドウに
マネキンが締めていたもので、
その前を通るたびに
(いいなぁ・・・)
と、眼が魅かれていた。
なにせ高価だったのと
大学生という身分で
テーラーには足を踏み入れ難かった。
でも、
バイト代が入ったある日、
とうとう意を決して
「あ、あれ・・・く、ください」
と緊張してテーラーで
買った。
以後、気に入って、
教員時代もずいぶんと締めていた。
まさに、
ブリティッシュな雰囲気を漂わす
思い出のタイである。